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Posted by みやchan運営事務局 at

2018年12月09日

1、保護家はもう資金が底つきました 2、代表への怒りと暴露


ここ数カ月、ご支援金を足長基金で呼びかけさせて

頂いたりとしてきましたが現在

「いのちのはうす保護家」は
資金難です・・・。

まだ足長基金のページに載せれていない子で

医療費のかかる子が沢山いるのが、

今の保護家の現状です。


会の残高がほぼ十万以下を切ってしまいました…。

(ゆうちょ銀行の通帳です)



(宮銀の通帳です)

この後、通帳から、施設維持費で

104,000円の引き落としがあったので、

現在の口座残高は
89,932円です。

ゆうちょ口座から、12月3日に引き出した15万円。

この翌日「白血病の松子」の医療費、

マールのサプリ代金等、

わずか一日で、手元にあった現金15万円も

医療費にほとんど飛んで行きました。

明日は、猫ホスピス「ノン」「キィ」の薬が

きれてしまうので、買いに行かなければいけません。



代表に資金難の事を相談はしていました。

でも、「なんとか乗り切ろう!」

と、代表を中心にみんなで医療費を負担してきましたが、

もう限界、危機だと思いました。

だから、こうして現状を正直に書こうと思いました。

今の私達には、皆様のお力添えがないと

続けていく事が出来なくなりました。

いつもながら、厚かましいことは重々承知しています。

すでに虹の橋を渡った子達のご報告、

多額の医療費を必要とする福島県から来た
病気を抱えている老犬。

今夜も福島県から腫瘍を抱えている老犬が
保護家に到着します。

日々の作業でまだ報告すら出きないままですが、

その前に、資金難だという現状をお伝えしなければと、

今日はこの記事にしました。

後ほど、必ず全ての現状をご報告いたしますが、

今は、皆様にご支援をお願いする事しか出来ません。

資金難で他県から病気の犬を受入れるなんて

バカだな、自業自得だと言う人もいると思います。

なんと言われても仕方ないと思っています。

だけど、そこに守りたい命があったんです。

どうか、施設維持、医療費、ご支援をお願い致します。

宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)

保護家の存続に、どうかお力を貸して下さい。

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン
なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ?
私、スタッフである鳥越の本音を書きますなにぃ?

テレビや雑誌で見る山下由美からは、

気品があり、さぞ恵まれた家庭で育ち、

優雅な専業主婦だからこそ出来たんだろうと思っていました。

施設でも、厳しくスタッフやボランティアさんを

指導する立場で、「社長」のイメージがありました。

権力とお金と自分に自信持ってる人。

自分とは違う世界の人だと思っていました。
実際、「いのちのはうす保護家」の

ボランティアで入ってみると、

想像してたイメージは良い意味で裏切られました。



一緒に作業をして行くうちに、

「?」「?」「?」がたくさん出てきました。

事務所に置いてある「山下へそくり」という貯金箱。

蓋は壊されている?へそくり?ってなに?
「これなんですか?」恐る恐る聞きました。

「山下家はね、旦那が家計握ってるの。

毎月旦那から食費の材料代だけ貰えるから、

そこから上手くやりくりして、へそくりしてるの。

お小遣いまでは貰えないからね(笑)

でも、ここから小銭を出す山下由美は、

いつも誰かに何かを買うとき。


代表山下由美という人は、

優雅な専業主婦ではありませんでした。


「奇跡の母子犬」の著者、山下由美。

映画の原案者、山下由美。

印税は400万円入ったそうですが、

半分の200万円を旦那さんに渡したそうです。

理由は、仕事を辞めて保護活動に専念した

お詫びの気持ちだったそうです。

残りの200万は、イベントの費用や

出張や視察、施設の赤字補填で

今日までの時点で170万円も使い切ったそうです。

今も印税が入っているのか聞いたら、

平均すると年間1万円しか入ってこないそうです。



子供服販売が軌道に乗ってたのに、

それを捨て・・・



大手出版社PHP本社ロビーには、

あの池上彰さんの本より前列に、

あの松下幸之助さんの本と並べられてたほど、

出版社から期待をされてたのに、

作家への道も開けてたのに・・・

作家の道に進もうとしませんでした。

それさえ、誰にも言わない。

県の委託事業「ひまわりの家」の所長にもなったのに、

殺処分される子達を救いたいと自らその地位を捨て・・・

こんなへんぴな場所から

「いのちのはうす保護家」を起ち上げました。


全ては動物たちの未来のために・・・。

↑ここまでは、山下由美代表の許可をもらい書きました↑

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン
なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ?
↓ここからは
山下由美代表の
無許可で書きます↓

山下由美に腹がたってたまりません!

なんで、自分のために生きないの?

なんで、自分を粗末にしてるの?

昨日の、山下由美のブログを読んで、

もっと腹が立ちました。


12年かけてコツコツと努力を重ねて

不可能を可能に変えて来た凄い人物。

努力してない?苦労してない?

冗談じゃないです。


パソコンの前には、大きなホワイトボード、

これからやるべき仕事内容が

貼り切れない程貼ってあります。

睡眠時間をまともにとらないから

パソコン作業しながら寝落ち。


こんなハードな日々のくせに、

「昼間はもう、スタッフに任せられるから

日勤のバイト探している」

と、言い出しました。

保護家が資金難になり、自分の貯金(印税)も、

今月でゼロになるから、もう赤字補填が出来ないからって。



今、保護家は、大きな目標に代表が猛勉強中です。

ご支援だけに頼らずに、保護家を存続して行ける方法。

すぐにはもちろん不可能です。

だからバイトをするつもりなんだろうと。



「過労死」が頭をよぎりました。

それだけは阻止していますが、

「私が死ぬ前に、その基盤を作りたい」

この言葉で、本人も気付いてるんだと思いました。

「呼びかけようよ。ご支援を呼びかけようよ」

と言いました。

「ずっとブログを書いていなかったから。

現状報告していないイコール寄付を頂いている身で、

責任業務を怠った自己責任。

私にはご支援を呼びかける資格がない」

と、山下由美代表は答えました。

山下代表のブログでは、

「私は忙しくない。時間の使い方が下手なだけ」

と書いてるのを見て、腹が立ちました。

違います!!

この写真を見て下さい。

  
これは、山下由美代表の仕事部屋の本棚です。

人間の介護系、デザイン関係、動物愛護法関係、

いろんなジャンルの本を読み漁ってます。

付箋とマーカーだらけの本。

一体いつ読んでるの?と不思議です。



これまで山下由美代表は、

スタッフみんなが働きやすい環境作りの改革、

無料でカウンセラーしてきたり、

誰かのために時間を割いています。

それを「自己責任?」

業務を怠った自分の責任だから、

支援金を呼びかけられない?



老犬デイサービスも無料?

講演会講師費用も無料?

カウンセリングも無料?

なんで?
なんで?
なんで?



山下由美代表は、レスキュー決断したときに、

私達にいつも言ってます。

「犬猫を助けたいという感情は、

その命と必死になって向き合ってる人間を

助けたいという感情もSetでつくんだよね」

もし、山下代表と同じ感覚をお持ちの方がいれば

という思いで、本当の山下由美を暴露しました。



身を粉にして、自分を犠牲にしながらも、

山下由美代表が

必死に守ろうとしているものを、

一緒に守っていただけないでしょうか・・・

ご支援を募らせてください。



もしかしたら、山下由美代表から、
この記事を削除されるかもしれないです。
でも、昨日の山下由美代表のブログを読んだときに、
「こんなに軽い人じゃない」っていうのを
言いたかったんです。


記事 鳥越麻美



  

Posted by ボランティアスタッフ at 17:04保護犬保護猫動物愛護お知らせ

2018年10月23日

絆のリレー



私はこの代表のブログのタイトルに違和感がありました。

優雨は、スタッフ・ボランティアさん・支援者さん
そして代表との絆を、
深く強いものに変えてくれたんです。


私が最初に出逢った時の優雨は、人間を怖がっていて部屋に入れば
タワーに逃げていくようなとても人見知りな子でした。

掃除してるだけなのに猫パンチがとんでくるくらい…(笑)




本当に徐々にでしたが、
そんな優雨も触ることを許してくれる様になりました。

爪を切らせてくれる。

ブラッシングをさせてくれる。

人見知りは治ることはなかったけれど、限られたスタッフ・ボランティアさん
には普通の甘えんぼさんの猫になれたのです。

猫ホスピスに移動する一カ月前くらいには、
「優雨たん♪」
と呼ぶと寄ってきてくれるまでに。



腎不全が分かり猫ホスピスに移動してからは、
もっと甘えん坊に…
正直、本当に悔しかったです。

なんで今……?

せっかく、譲渡への道が開けてたのに。。。





余命半年と宣告されていましたが、
その半年を過ぎても優雨は毛並みも良く、

ご飯も「今日はこれかな?」
食べないな……。

「じゃあこれ??」
と、色々と試すと必ず食べてくれてふっくらしていました。





スッタフみんなで「年越せるよね(^^)/」
なんて話したりもしていました。

優雨は大丈夫♪
だってこんなに元気だもん♪


余命が過ぎてからもそんな事を口に出していたのは、

頭の中では「そろそろだよね…」

と、思っていた自分に言い聞かせていたのだと今になって分かりました。





優雨は急に食べなくなり、水も飲まず、
一気に痩せました。

足長基金で皆様のご協力を得て、
セカンドオピニオンを受けることができました。


その間、何日か優雨を預かっていましたが
移動が負担になってはいけないと連れて帰ることをやめていました。




ですが山下代表のブログにもあったように、優雨が口から血を噴き出したその日。

緊急で車に乗せて病院に走ったその時に、
やっぱり優雨を連れて帰ろう!
そう決めました。

痛くてたまらないはずなのに、
ずっとゴロゴロと喉を鳴らしてくれていたのです。

『二人っきりの空間。
そしてこの移動が終わったら、あの部屋に着く。』


そんな感情が伝わってきた気がしたから。




施設に戻りその事を代表に伝え、想いは確信に変わりました。

「分かってたはずだよね?優雨をお願いね。」

そう言ってくれました。




優雨は猫ホスピスを、猫ホスピスの猫達を嫌いだった訳ではない。

自分が病気の時に静かな空間で居たい子。甘えたい子。

例え病気でも自分の慣れた環境から離れたくない子。
多少ざわざわしてようとその方が落ち着く子。

優雨は前者でした。



自宅にも猫が居ますが、
保護家から譲渡してもらった半身不随の子は
とても大人しくほとんど動きません。

この子と寝るのも、また心地良かったのかもしれないです。



優雨を連れて帰る日はそのままベッドに連れていき
スヤスヤと寝ていました。

夜中に何度か目が覚めるときには、何故かいつも目が合っていたけれど…。





優雨は寝たきりになってから、三日目で亡くなりました。




優雨は亡くなる前、ちゃんと代表に伝えて私を呼んでくれたのに…

私はすぐにお別れができませんでした。

寝たきりになってから覚悟していたはずなのに。


「優雨たん!優雨たん!優雨たん!!」

泣きながら名前を呼んでしまっていました。

「もう逝っていいよと、言ってあげて。」

という代表の一言で我に返り、


「そうだよね。優雨ありがとうね。頑張ったね。もう逝っていいから。」



そう声をかけたあと、本当に不思議なくらい。

それをちゃんと聞いた直後に優雨は逝ったんです。

犬猫の意志の強さ、魂の気高さを改めて思い知らされました。


代表の言ったように、
優雨は私を泣かせてくれる為に
代表しかいない所で逝ったんだと思います。


看取りが、たて続いた時期でしたが
思いっきり泣けてなかったなと…。


優雨と代表はそんな事お見通しだったんでしょうね…。




「優雨」という名の由来。

レスキューしたその日は雨が降っていたそうです。
でもこれからは、
優しい気持ちで『窓越しに雨を眺めるね…。』
そんな思いを込めて、優雨と名付けたそうです。


最期に、優雨は私にいっぱいの涙を流させてくれて…
それを穏やかに見届けてくれた…。

そう信じたいです。




亡くなった日、
もう一晩自宅に連れて帰り、一緒に寝ました。

いっぱい、「ありがとう」を伝えることができました。



いつも帰るのを待っててくれてありがとうね



こうして今、一人残ってパソコンを触っているときに、
「優雨に会いたいな…。」と、
まだ思ってしまう事があるれけど…。


優雨がくれた優しさで、今施設にいる子、これからやってくる子の為に、
そして保護家を応援してくれる支援者さんがいる限り
まだまだ頑張るからね!!!!


私は優雨のお陰で支援者様の有り難さを、
改めて痛感しました。

実はセカンドオピニオンを受けさせたいと思い
足長基金を呼びかけさせてもらったのも
ある一人の支援者様からのメッセージでした。


優雨は、決して飼い猫ではない。
でもこんなにも想われている子なんだと。




基金は達成し、
そして優雨の存在を知った皆様が優雨を応援してくれました。


本当に穏やかに、眠る様に
最期を迎えれたのは支援者様のお陰なんです。

本当に感謝しております。


優雨の葬儀の時…
ギリギリまで優雨と一緒にいる時間をくれた仲間たち。


優雨をレスキュー時から知っている、
鹿児島から駆けつけてくれたボランティアさん。



お供え物に、優雨が最後に唯一食べてくれていた
「高齢用の焼きカツオ」を用意していてくれていた、薫母ちゃん。

焼きカツオの中でも最後は高齢用しか食べてくれてなかったことを
私は伝えていませんでした。




保護家の朝食、夕食づくりは本当に慌ただしく時間が過ぎていくので
「私が、お昼の合間か残った時にあげればいいな。」
と、私だけしか把握してなかった事なのに…。

しれっと見ていてくれたんだね…。





優雨には「人の優しさ・大切さ」を色んな意味で教わりました。

私の考え方を大きく変えた一匹の保護猫でした。






保護家には、足長基金に載せていない病気を抱えている子。
難病の子。
避妊、去勢手術を控えた約20匹の子猫達がいます。



いつもの事で恐縮ですが、皆様の力をお借りできたらと思っております…。



              スタッフ 鳥越麻美


宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美
​​​
郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ


〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)


「いのちのはうす保護家」HP
http://pawstamp.com/hogoya/

「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP
​​​http://www.hogoya.nyanta.jp/



お問合せ先は、
HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
http://hogoya.miyachan.cc/




http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/


  

Posted by ボランティアスタッフ at 21:12保護猫

2018年05月12日

生涯預かりのさくら


生涯預かりさんを募集していた、皮膚ガンの『さくら』のご報告です。


預かりのお問い合わせは2件ありましたが、どちらも九州外でした。
今のさくらの身体ではやはり空輸は難しいと判断し、お断りさせて頂きました…。

さくらのことを看取り覚悟で問い合わせしてくれたことに、とても感謝しています。

現在は、どうしているかというと私トリゴエ宅にて預かり中です。
代表に無理を言って連れて帰らせてもらいました。


正直、写真の様に進行は徐々に進んでいます。
初めて見る方からすると色んな意味で衝撃を受けるかと思います。






さくらの預かりは代表からストップをかけられていました。

私には小学低学年の子供がいます。

幼心にも死に対して変に捉えてしまったり、そのことによって逆に動物が嫌いになってしまう
のではないかと考慮してくれていました。

この活動を始めてから乳飲み子の死に目などに合わせてしまっている…
最近では、22日間一緒に過ごしたコッシーの死も経験させてしまっている…

正直私も不安はありました。


そんな不安は覆されました。




さくらを見た第一声は、

「かわいーーー!!ふわふわやね(^.^)」
でした。

もちろん、目のことはびっくりしていました。

「痛くはないとよ、身体は元気やとよ。」
と、話すと安心して、
それから息子とさくらは仲良しです。

かわいそうと思ったり、びっくりしたりすることは何も悪くないと思います。

そこからどう感情が変わっていくのか、
それこそ『かわいそうから可愛い』という猫カフェHogoyaの定義だなと
改めて私自身が再認識させられました。





猫カフェHogoyaの定休日に私と一緒に出勤して
臨時営業にすることに決めていました。


さくらは、私の猫ではありません。あくまでもお預かりしている身分です。

さくらに会いたいと思ってくれている人に会ってほしい!!

そう考えていましたが、最近出血も酷く右目にも転移しているような症状が
見え始めたので、さくらの体調も考えカフェデビューは断念しました。





さくらは、普通の猫と何ら変わりはありません。

ただ病気になって飼い主に見捨てられただけ。


外飼いだった為、最初のうちは外に出してと一日中、鳴き続けていました。

ハーネスを付けて外に出したりしましたが、思うように動けないのは
さくらにとっては逆にストレスでした。




何日かすると、室内生活に慣れたのか鳴くこともなくなり…
わがままも言わずお利口なさくら。

こんな子を捨てる飼い主さんの気持ちが分からない…見ている自分が辛いだけでセンターに
持ち込む気持ちが分からない…。

だけど、さくらにとっては今でも変わらず大好きな人なんだと思います。

今でも、「飼い主さんの声を聞けばさくらは喜ぶんだろうなぁ。」

「会えたら喜んで甘えに行くんだろうなぁ。」



こんなことを書きながら思い出したのはコナンを介護し看取った時の代表の言葉。




保護家で活動して約2年。恥ずかしながら、この気持ちを理解できずにいました。

さくらが教えてくれました。

「いつも答えはあとからついてくるよ。」と、言葉では教えてくれない代表。
 「全部、犬猫達が教えてくれる。」そう言います。

だから私も、さくらを捨てた飼い主さんを憎まない。さくらの為に。




あと11カ月後には、さくらはもういないかもしれません。


11カ月後、どんな姿になっているかも分かりません。


もしかしたら、別れはもっと早いのかもしれません。


でもさくらは堂々と生きています!!









さくらをレスキューできたのも、支援者様のお陰です。

支援者様の代わりにお世話をさせてもらっているという気持ちで、
さくらと過ごしていきたいと思います。






        
 いのちのはうす保護家スタッフ  鳥越 麻美


  

Posted by ボランティアスタッフ at 23:08保護猫動物愛護

2018年03月26日

生涯預かりさん募集します

先月、愛護センターからレスキューした「さくら」は、

余命1年と宣告されました。

白猫特有の皮膚ガンで、顔が徐々に

溶けていってしまうという恐ろしい病気。

救いなのは、本人に痛みはないということ。

レスキューした当初よりも少しずつ進行はしています。

外科手術で根治する事は不可能と診断されています。

一度は、出血がおさまらずに、

大惨事が起きた事もありました。

「なぜこんなときに写真を?」と批判の声もあるかもしれませんが、

私達の施設は、このような子達が、

最後に駆け込める場所です。

この病気は、「さくら」だけがかかる病気ではありません。

今後「さくら」と同じ病気の仔が来ることがあったときのために、

繋げなければいけないのです。

そのための闘病記録と、

獣医師に報告するための写真です。

さくらは、とても人が大好きで甘えん坊。

首元や腕枕をして寝るのも大好き。

でも、保護家の猫ホスピスルームには、

相性の悪い子が居て、「さくら」は、押し入れの中に身を隠し、

「さくら」にとっても猫ホスピスルームは、

居心地が良くないようです・・・。

本当は外を眺められるカフェに移動させたいのですが

余命を宣告されていることもあり、見ているのが辛いという

お客様もいると思うのでカフェデビューは諦めましたが…

定休日にのみ、カフェのいちごroomで過ごさせています。

外も眺められるし、広い部屋でのびのびと、

「さくら」らしく過ごせています。

私の自宅では「さくら」を保護する事は出来ないけど、

休みの日に一日だけ自宅に連れて帰って、

ノビノビさせてあげたいと思ってしまいました。

だけど、それは、さくらの心を弄ぶことになるのかな?

だって、翌日にはまた保護家に戻すから…。

「さくら」は、病気が悪化するまでは、

普通に可愛がられてた子でした。

病気になって飼い主に捨てられました。

残り少ない時間の中で、ほんの一瞬でも、

家庭猫として過ごせる時間を作ってあげたかったから。

もう一度だけでも・・・。

一日だけでも・・・。

だから私は、「さくら」を今夜、

1日だけ、自宅に連れて帰ってきました。

でも、きっと、「さくら」が求めているのは、

わずか1日だけではない!


ダメもとで呼びかけさせてください!

辛い経験を覚悟の上となりますが・・・

最期まで一緒に過ごしてくださる

「生涯預かり」さんを募集しています。

「生涯預かり」とは、医療費(皮膚ガン関連病気のみ)、

専用フードをこちらで負担するというものです。


今後、口の中も溶けていきます。

痛みを伴う事が出てきた場合には、

最悪の決断をする日が来るかもしれません。

もちろん、「見ているのが辛い」という人間の感情ではなく、

「さくら」が何を求めているのか…がそのときの判断基準となるので、

私達も「生涯預かり」さんを募集するのが

正しい事なのか自信はないのですが…

「さくら」には、その他大勢の1匹ではなく、

残りの一年を、どうか家庭で味わってほしいから…。



そして、さくらの足長基金にご協力くださった方。

本当にありがとうございます。


                 記事/鳥越麻美  編集/山下由美





  

Posted by ボランティアスタッフ at 00:06保護猫

2018年03月22日

猫のホスピス

この部屋は、猫のホスピスルームです。

窓もないので、陽が当たることはもちろん、
換気も十分にできていないお部屋ですが・・・


この部屋は事務所の隣にあり、
夜勤スタッフが寝泊まりする部屋でもあるので、
環境は悪いけど、いつも人の温もりを感じれる場所。






腎臓病の『あらた』は、
乳飲み子の頃から色んな病気をして、
多くの薬を服用してきました。

病気を完治させるためには
それしか方法が無かったのです。

そして・・・
恐れていた腎不全になってしまいました。

まだ6歳なのに…。

人間が大好きなあらた…。

病気になった今でも、
私たちにいつも癒しを与えてくれています。







同じく腎臓病の『優雨』

車のエンジン部分で手を巻き込まれ、
右腕を切断しています。

優雨は外猫…いわゆる野良猫でした。

威嚇も激しく、心を許すことがありませんでしたが、
ボランティアさん達の協力を得ながら、
一年半かけて、やっと人間を信じてくれるまでになりました。

甘えることをやっと覚えた!


その矢先…

腎臓病で余命半年と宣告されたのです。







腎不全の『トランプ』

猫カフェができたら、沢山の人に触れてもらえる…
きっとトランプにとって幸せなんだろうな…

そう思っていたのに…


openからわずか2日で体調が悪化したのです。

だけど…トランプなら、復活出来るかもしれない!
心のどこかでそう信じていましたが…
トランプは、日に日に弱っていく一方でした。

トランプは外での生活が長かったようでした。
今になって身体に負担がきたのでしょう…。






原因不明の『ノン』

レスキューした当時からガリガリで、
酷い口内炎でした。

黄疸がなかなかひかず、定期的に通院している状態です。



こんなに人間が大好きなのに…

猫対してもとても優しい子なのに…





猫のホスピスの子達は…

もう、外を眺める事はできないかもしれない…。



日向ぼっこさえも、

させてあげることができないかもしれない…。


でもスタッフやボランティアさん、沢山の人から、

今まで以上の愛情を受けていることは間違いありません。

家庭の幸せを掴むことはとても厳しいけど…。



注目猫ホスピスルームの子達の
3月の足長基金のご支援、ご協力、
どうかよろしくお願い致します…。
●「あらた」足長さん基金

●「優雨」足長さん基金
http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ca7/23/p-r-s/

●「トランプ」足長さん基金

●「ノン」足長さん基金
http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ca7/27/p-r-s/



『いのちのはうす保護家』足長基金
http://xxinunekoxx.cart.fc2.com


                                       
文・鳥越 麻美 編集・山下由美
  

Posted by ボランティアスタッフ at 13:50保護猫

2018年02月14日

コッシーと過ごした22日間

2017年7月愛護センターよりレスキュー。

交通事故だと思われます。
足は骨折しており、
皮膚も張り裂けた状態で収容されていました。
まずは皮膚を再生する治療から始めました。

コッシーは、保護家に来てからみるみるうちに回復し
普通の子猫と同じように走り回れるようになりました。

人間が大好きで、猫とも犬とも仲良くできる
天真爛漫とゆう言葉があてはまるとても元気な子^_^




この子は譲渡がすぐ決まるだろうと安心していました。




そう思っていた矢先‥‥。



致死率99%と言われているF I Pを発症してしまいました‥。

その日から私は、わがままを言って
コッシーを毎日連れて帰らせてもらいました。
家庭猫を味わってほしいと。

人間のエゴなのかもしれませんが‥
一緒に寝たり、こたつに入ったり、日向ぼっこをしたり。




保護家から譲渡した、半身不随の2匹は
コッシーの側からずっと離れませんでした(^^)




でも‥‥
コッシーは日に日に弱り水を飲むことさえ辛そうでした。
強制給餌を始めました。

それも嫌がるので、カテーテルを鼻から通しました。




1%を信じてみたかった!
ただ、それだけでした。

でも、コッシーは管も、管を止めるテーピングも凄く辛そうでした。

胃の動きが良くなったのか、少しだけ食べてくれたけど
腹水も溜まっていくばかりでよくなることはありませんでした。






管をぬこうと決めました。

最後の頼みの綱だったカテーテルだったから、
「これを切ったら死んでしまう」

自分の手で殺してしまう気がして、
一人で泣きながら管をはずしました‥

私が泣いていたのは、由美さんは分かっていました。
その日くれた由美さんの言葉。



「あちゃみが、管を切ろうと決めたのなら、
それが正しい答えやと思うよ。
ただ、泣くほど辛い決断を実行に移す時には、
その辛さを私と共有するのだよ。
一人で抱え込まないで。」


今、闘病生活を共に過ごしている方に伝えたいです。
絶対に一人で抱え込まないでほしい。

由美さんの言うように、正解はないと思います。

ただ、致命的な子に対してどこで治療の線引きをするのか‥
その子と本気で向き合うことの大切さを知りました。





2月5日。コッシーは私の家で亡くなりました。





最後に庭で一緒に日向ぼっこができました。
最期をずっと側にいて看取ることができました。





闘病生活の22日間、
コッシーはいろんなことを私に教えてくれました。
こんなに小さな身体で最期まで‥

今、まだ私が保護家にいれることもコッシーのお陰です。

「こんな思いを何度も乗り越えられない。
私は保護家にはいれない。」

そう考えてしまっていたから。
それは間違ってました。ただの逃げでした。






コッシーは、亡くなってから私の子に正式に譲渡してもらいました(^^)


コッシー本当に、ありがとう!
頑張ったね!

コッシーには感謝の気持ちしかありません。
もう一度逢えたら「ありがとう」っていっぱい言わせてね!!



コッシーが生きた証をここで残させてもらいます。




スタッフ 鳥越




※代表山下由美目線の二人
https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201802140000/

  

Posted by ボランティアスタッフ at 18:31保護猫動物愛護

2017年10月03日

今日の保護家

こんばんは。
ボランティアスタッフのコダマです。




昨日はくしゃみと鼻グジュグジュが止まらず
ホコリのせいかな~=͟͟͞͞( ¯−¯ )クシュ..クシュッ。
午前の作業を終えた時、
他のスタッフが一言。



『風邪じゃない!?』



...風邪でした。
みなさんも朝晩の冷え込みには
ご注意くださいねっ(* ̄ー ̄)



夜には体調も元通り☆
今日は元気いっぱい(´˘`*)♡
....でしたが、優しいスタッフ達が
午後はお休みをくれました~♪




時間が出来たので、
『譲渡会のお知らせです!』
ではないほのぼのブログを( ฅ ω`)~゚





ではまずは、大部屋の子達(* ˃͈ ㅿ ˂͈ )




ご支援いただいた新しいゲージで
気持ち良さそう♡
掃除機の音も何のその。
掃除を終えて出ていくまで
ずっとこんなかんじでした 笑




そしてこちらは、ヒカリ(奥)と
最近プレハブ部屋から
お引っ越ししてきたポン♂



ポンはとにかく人間が大好きで、
穏やかにストーキングしてきます。
そして穏やかに甘えてきます。
穏やかに...ずっと 笑



猫を触れなかった私が
触れるようになったきっかけが
このヒカリちゃん。



猫恐怖症だった私に
ずーっと甘えに来てくれて♪笑
お陰で今は、
お薬が必要な猫さんのお口の中に
お薬を突っ込めるまでに 笑
ありがとうヒカリちゃん(´˘`*)




続いては...リビング組み♪




保護猫のナナちゃんです。
交差点のど真ん中で倒れていた子猫。
轢かれて亡くなってるものだと思い、
火葬だけでもしよう...と交差点に戻ると
倒れたまま顔を上げてたナナちゃん。


18日間の入院でリハビリを頑張り、
聴覚や歩行も元通りに(´˘`*)♡


左目が見えないだけで、
トイレもゴハンも自分で
出来るようになりました
静かに甘えてきます♡



止血や検査のため、
頭部の毛を刈られましたが...
そのうち伸びます。
ハゲてるわけじゃありません!!!(´˘`*)
ヤンチャなお姉さん猫コッシーが
ベビーシッティング中♡




穏やかなお兄さん猫カメと
チビさん達(* ˃͈ ㅿ ˂͈ )




側には、すっかり大きくなった
いちごちゃんも。
カメラ目線...笑。ありがとう☆





それでは最後に...
老犬ホスピス部屋




神戸から来たメアリーさん。
まだ若い成犬ですが
お部屋が足りないため
穏やかホスピスルームへ₍ ..̮ ₎

人が大好きで、
他の子を押しのけて
前に出てくるメアリーさん。


営業後にボランティアで
トリミングしてくださった、
ドッグサロンpuppyの
志風オーナーが名付けて
くれたお名前です☆




こちらは、一番小さいペペ♂
やっぱり人が大好きで、
ビョンピョンハァハァ
パワフルな男の子です。

ブレてない写真を撮るのに
かなり苦労しました。 笑




そして、ノーズちゃん。
穏やかな子です。
来た当初はサークルの端で
怯えてる子でしたが
すっかり人慣れしてくれました☆





最後はアケミさん。
サークルの中では上王様っぽく
撫でて撫でてと催促するのですが、
いざ触れようとすると
急におしとやかになります。




神戸から来たプードルさん達ですが、
2頭が今週末から
トライアルに入る予定です☆



他のみんなも
早く新しいご家族と出逢えるのを
今か今かと待ってます(´˘`*)♡





通常は、毎週日曜日
14:00~16:00のみの施設開放
とさせて頂いておりますが、
前もってご連絡頂ければ
平日の14:00~16:00の間にも
施設内のプードルさん達を
ご紹介させていただきます♪


皆様からのご連絡を
お待ちしてます☆



~今日のオマケ~




由美さんと相棒のカム。




  

Posted by ボランティアスタッフ at 19:17保護犬保護猫

2017年03月03日

にゃんとも可愛いにゃんこ

皆様こんにちは
ボランティアスタッフのかどがわです^^

本日は、可愛い仔猫ちゃんのご紹介です!

去年の12月27日に保護家に来た
「ちひろ」
生後約半年
まだまだ好奇心旺盛な女の子です♡


同じ部屋の先輩にゃんことも
うまく付き合い、毎日楽しそうですスマイル


どこでも寝れます笑


ペロペロ


おもちゃを真剣に狙う姿は一丁前です!



ハクのお葬式の日に、保健所から来た「ちひろ」


ハクの優しい性格を引き継いでいますପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ







クローバー3月5日(日)クローバー

「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時


お越しになられる際は
準備して頂く物や注意事項がございます。
下記、「施設見学について」をお読みくださいませ♪

施設見学について


また、日曜日はどうしても都合がつかない・・・
という方は、メールまたは電話にてご相談ください!


TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)


今週も
サクラ素敵なご縁を待ってるわんサクラ


おでこにハートマーク♡
「マール」の情報はこちら⇒ イヌ

★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

飼い主募集中の犬たち
⇒U^ェ^U♪
 

飼い主募集中の猫たち
⇒≡・ェ・≡♡


ʕ·ᴥ·ʔ★ホームページ★ʕ·ᴥ·ʔ

≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)



***************************
老犬や病気の犬たちが穏やかに、
最期の時間を過ごせる空間を維持していくために
どうぞ、皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

「ホスピス支援金」

※詳細記事はこちら⇒「尊厳死」
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フリーペーパー『もふもふ』

毎月発刊にご協力くださる
サポーターさんを大募集中です!
※詳細記事はこちら⇒
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Posted by ボランティアスタッフ at 21:06保護猫

2016年11月20日

活動のスタート地点

スタッフのトリゴエです。

今日は下半身麻痺の猫『ほたる』の事を書かせてもらおうと思います。
この子は私といのちのはうす保護家、そして由美さんとの出逢いを繋いでくれた子です。

(保健所でのほたる)

ほたるは保健所で保護されていた子で、ホームページに掲載されていました。
この時、私は愛猫を亡くしたばかりで毎日泣いてばかりいましたがこの子をうちに迎えたいと思い保健所に電話をしました。
「この足を怪我している白い猫ちゃんを引き取りたいと思っているのですが‥」
結論から言うと断られました。でもこれは職員さんが私が素人であることを気遣ってのことだと分かりました。
「この子はとても人懐こいです。きっと飼われていた子です。交通事故にあったのでしょう‥脊髄を負傷しており、手術をしたとしても下半身麻痺になり圧迫排尿が必要となります‥」
「それじゃ、この子は殺処分になってしまうのですか?」
「愛護団体の方に引き取ってもらおうと考えております‥。これから春にかけて子猫の保護がすごく増えると思います。その時にまたお電話をもらえると助かります。」
忙しいはずなのに、職員さんは30分ほど色々と私に説明とアドバイスをして下さいました。
でも・・・本当にあの仔は、殺処分にならないのだろうか…これからも生きれるのだろうか…
頭の片隅では、疑っている自分もいました。

(保健所でのほたる)

ほたるのことは諦めるしかないのか、自分はなんて無力なんだろうと、
ずっとずっと、悔しい気持ちでいました。今の私に何が出来るんだろう?
ほたるを救えなかった悔しさをばねにして、私は一歩踏み出すことが出来ました。
いつも由美さんのFacebookを読んでただけの私は、
ボランティアにいってみようと思いました。

着いたらまず、スタッフさんがそれぞれの部屋を案内してくれました‼︎
そこに、なんと「ほたる」がいたんです‼︎
「生きてた!生きてたんだ!」
ここにいたのーー(;_;)凄く凄く嬉しかったです。こうゆうことだったんだと職員さんの話がつながりました‼︎

(保護家にいたほたる)

由美さんはまず、判定に落ちるであろう麻痺の子や手足がない子を引き取るそうです。判定に受かる確率がほぼないのと等しいので‥

その時私がボランティアで保護家に行かせてもらっている3日間は、由美さんは東京へ出張中でした。3日後に帰ってきたときにやっと由美さんに初めて逢うことができました。最初はどんな人なんだろうと正直緊張でいっぱいでしたが、
「初めまして山下由美です(^-^)」と握手をしてくれました。有名な人なのに決して威張りもせず、むしろ「3日間もボランティアに来てくれて本当にありがとう。疲れたやろ〜?」と気を使ってくれました。出張から帰ってきたばかりで疲れてるのは由美さんなのに。たった3日しか来てないボランティアの私に気づかって話までも聞いてくれて‥
この時、直感でこの人についていきたいなと思えました。
私は細々と個人で保護活動をやってきていましたが、こんな近くにこんな人がいたのになんで今まで行動しなかったんだろう‥と思いました。今は由美さんの足となり手となり、そうすれば少しでも多くの犬猫の殺処分が防げると信じてお手伝いをさせていただいてます。

この時、下半身麻痺の猫は「ほたる」をいれて4匹いました。
今その中の2匹を譲渡させてもらっています。「エリック」と「希雨」という子です。


ほたるはまだ手術の繰り返しで譲渡は厳しいとのことで‥それから、ほたるは猫とうまくコミュニケーションがとれません。1匹飼いで飼い主さんにベッタリ甘えられる環境がベストなんです。

(手術を繰り返していた時のほたる)


動物が繋いでくれる人と人との出逢いはほんとに素晴らしいです。もちろん色んな人と関わる中で嫌な事もあります‥でも動物たちは人を強く優しく変えてくれます。
「ほたる有難うね‼︎いつか温かい家族に出逢って卒業しようね‼︎」

(今のほたる)

でも、やっぱり忘れてはいけないのは由美さんがほたるをレスキューできたのも私がほたる達のお世話をさせてもらっているのも皆さん支援者様のお陰です。毎日毎日お礼を言いたいです。
ありがとうございます。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 23:57保護猫

2016年10月08日

犬猫の幸せを願う人・・・☆彡

皆様こんにちは
ボランティアスタッフのかどがわです^^

大分涼しい日が増え
保護家の犬猫も
気持ちよく過ごせるようになってきました晴れ

この頃、ボランティアのお問い合わせ
参加希望でご来場いただく方が
増えてきたように感じています。
私達も、犬猫もとっても嬉しいです!!
ありがとうございますハート

そこで本日は、
保護家での作業内容について
ご案内させていただきたいと思います。


一番人手が必要な時間帯
10時から13時
15時から17時

主な作業の流れ
10時:猫の朝ごはん
10時半:犬・猫の部屋の掃除、お皿洗い
13時:休憩
(この時間以外も各自休憩を取ります)
14時:犬・猫のお散歩、シャンプー、
タオルカット(小さくして雑巾にします)
備品補充、ふれあい等
気づいた事、やりたい事を行っていきます
15時半:晩ごはん準備・配給・お皿洗い
16時半:犬の散歩
17時頃を目安に終了となりますチョキ

詳細はこちら⇒ パソコン

スタッフが忙しそうだからと
お気を使わせてしまう事があるかもしれません大泣き
ですが遠慮は全く不要です!!!

手が空いたけど何したらいいのかな?
触れ合いたい♪写真撮りたい♪等
何でもお声かけくださいねニコニコ

せっかく来ていただいた大切なお時間が
有意義なものになる事を私共も願っています☆彡


人間も犬猫も安全が第一ですので
ふれあいの際はお声掛けをお願いします^^


ボランティアに来ていただく日時は、
可能な限りご希望に合わせて
調整したいと考えております。

短時間の作業でも、本当に助かります!


私も保護家にボランティアに来る前は
なかなか勇気を出せず足踏みしていました。

何かしたいと強く思いすぎて
疲れてしまってはいけません> <
少しずつ、気楽に、という気持ちで・・・クローバー

また、大型犬が苦手だけど猫なら大丈夫
持病などでやれることに制限がある場合は
事前にお伝え頂ければと思います。

人も犬猫もピカピカHAPPYピカピカをモットーに^^

みんなで幸せを作っていきましょうサクラ

お問い合わせはこちらから⇒ メール

★〜〜〜〜〜〜〜犬猫紹介〜〜〜〜〜〜〜★


べったり甘えん坊さんの「かおり」

べったり過ぎて、エプロン毛だらけです笑

でもこんな顔されたら許せちゃいます!!
「かおり」の情報⇒ ネコ





スマイル溢れる「真央」
慣れてくると
ドッグランに入るとすぐ挨拶に来てくれます
移動すればついて来て

触って。と何度も手で催促してきます
可愛すぎる「真央」の情報⇒ イヌ


★~~~~~~~~~~~~~~~~~★


ピカピカ10月9日 日曜日ピカピカ
「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時





チャリティーショップ「HOGOYA」
同時オープン
食器やシャンプー等など・・・☆
ぜひ覗いてみてください^^


※売り上げは全て、犬猫たちの医療費、施設の維持費用として
大切に使わせていただきます。



サクラたくさんの素敵な出逢いをお待ちしておりますサクラ



★~~~~~~~~~~~~~~~~~★
ピカピカ10月 施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会
ピカピカ



10月9日(日)
10月16日(日)
10月30日(日)

時間:14時~16時

※第4日曜日 10月23日はお休みです※



(ホスピスにて)
★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

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≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)



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Posted by ボランティアスタッフ at 10:55保護犬保護猫日々の思い

2016年10月02日

 ★10月譲渡会のお知らせ★

こんにちは
ボランティアスタッフのかどがわです^^

今日は始めに、にゃんこ・わんこ
1匹ずつ紹介します✩︎
では早速参りましょ~~!

★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

近すぎて写真を撮るのが難しい!
甘えん坊さんの「歩夢(あゆむ)」


人間にも猫にも愛される
とっても心優しい男の子。
掃除のときにはそっと離れて待っていてくれます
それがまた何とも言えないですね・・・スマイル
この子といると、静かで温かい時間が流れ
色んなざわざわを忘れてしまうんです。
空気さえ止まってしまったかのような感覚
いつまでも座って撫でていたいと思います。

思いやりのある穏やかな「歩夢(あゆむ)」
情報はこちら⇒ イヌ

★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

手前は以前紹介した
水遊び大好き。「のっぽ」

その後ろから見つめている子が
「マサ」です


初めは、どんな人なんだろう~
ちょっと怖いな~って遠くに行っちゃいますが
遠くからちゃんと見ていますスマイル
くるくる動いて色んな所から見ています。

何度か会っていると
大丈夫かなって勇気を出してくれて
傍でも安心出来たら
撫でてもらうの大好きハート
とシッポふりふりで寄ってきてくれます
なんて愛おしいんだろうと思ってしまいます。
怖い記憶があるのでしょうか
でも、マサの心の奥は
う〜んと甘えたいよー!
早く近くに行きたいよー!
そんな気持ちがいつもあるような気がします。
毎日頑張ってるね、マサ。
ゆっくりで大丈夫だからね。

脚長で艶々黒毛がかっこいい「マサ」
情報はこちら⇒ イヌ


★~~~~~~~~~~~~~~~~~★


ピカピカ10月2日 日曜日ピカピカ
「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時






チャリティーショップ「HOGOYA」
同時オープン
食器やシャンプー等など・・・☆
ぜひ覗いてみてください^^


※売り上げは全て、犬猫たちの医療費、施設の維持費用として
大切に使わせていただきます。



サクラたくさんの素敵な出逢いをお待ちしておりますサクラ


★~~~~~~~~~~~~~~~~~★
ピカピカ10月 施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会
ピカピカ


10月2日(日)
10月9日(日)
10月16日(日)
10月30日(日)

時間:14時~16時

※第4日曜日 10月23日はお休みです※



(ホスピスにて)
★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

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≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)



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Posted by ボランティアスタッフ at 09:05保護犬保護猫お知らせ

2016年09月17日

保護家犬猫リポート~★嬉しいお知らせ★

皆様こんにちは
ボランティアスタッフのかどがわです^^

今回は、延期しておりました”保護家の犬猫リポート”
”卒業犬”と盛り沢山でお届けします♪

暑~い夏から、もうすっかり秋めいてきましたね。
犬猫リポートですが
みんなを紹介したいので
随時公開とさせて頂きたいと思います!

乞うご期待花火

★~~~~~~犬猫リポート~~~~~~★

【大部屋にゃんこ】


”魔女の宅急便のジジ”に似た黒猫
「夏雄」

部屋に入るとすぐに寄ってきて
後ろをついて歩いてくれます。
すりすり~と温かい体を寄せてきてメロメロ
こちらが座れば、もう甘えん坊全開ですハート


他の猫達とも仲良しで、窓辺でお話したり

しっぽで遊ばれ

なんだよ~、もうしょうがないな
って感じで頭を舐めさせ・・・

人間も猫も大好きな子です☆
そんな「夏雄」の情報はこちら⇒ ネコ



そして、「夏雄」の頭をなめなめしていた
男の子の「ちゅぱ」


HPの「ちゅぱ」の紹介に載っていますが
仔猫の時に交通事故で保護され
小さな体で何度も痛みと戦った過去がある子です。
辛い経験もあり臆病な面もありますが
それと同時に優しい温かさを持った子に感じました。

ほんわかと窓の外を眺める姿

自分が寝ていた場所を年下の雄猫に取られても

弟を可愛がるかのような姿


慣れると本当は誰より甘えん坊なんです・・・ハート
魅力的な「ちゅぱ」の情報はこちら⇒ ネコ




【穏やか組わんこ】



何故か穴で寝ていました・・・笑
おちゃめなこの子は「チェロ」
毛がもふもふです♪
夏は、サマーカットで高校球児と呼ばれていましたニコニコ

知ってる人がドッグランに来た事に気付くと
ゆっくり起き上がり
静かに歩いてきて
近くにちょこんとお座りします。
この時はあくびしながら・・・


撫でられるのが大好きで
ブラッシングも喜んでくれます

散歩に行くと、スイッチが入ったかの様に全力疾走!
立ち止まると早く行こう~とわんわんアピール!

帰るとまったりに戻ります笑い


そんな「チェロ」の情報はこちら⇒ イヌ




★~~~~~~~~卒業犬~~~~~~~~★

クローバー「りょう」ばあちゃん卒業しましたクローバー
飼い主さんは、福岡からお迎えに来て下さいました。
スタッフとは涙のお別れ泣き
正確には、泣きながら笑っていました!笑



保護家ではあまり人に興味を示さなかった子ですが
今は飼い主さんの後をずーっとついて歩くそうですスマイル
可愛くて仕方ないとおっしゃって下さる方とのご縁
りょう、本当によかったね!!

おめでとう拍手拍手


★~~~~~~~~~~~~~~~~~★


ピカピカ9月18日 日曜日ピカピカ
「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時

※台風の影響により中止となる場合
改めて日曜日の朝にお知らせ致します※





チャリティーショップ「HOGOYA」
同時オープン
食器やシャンプー等など・・・☆
ぜひ覗いてみてください^^


※売り上げは全て、犬猫たちの医療費、施設の維持費用として
大切に使わせていただきます。



サクラたくさんの素敵な出逢いをお待ちしておりますサクラ




★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

9月も、毎週日曜日
施設を開放しての
譲渡会・ふれあい見学会を開催致しますネコ

9月の施設内譲渡会はこちらイヌ






9月18日(日)14時~16時

9月25日(日)14時~16時

★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

飼い主募集中の犬たち⇒U^ェ^U♪
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木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



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Posted by ボランティアスタッフ at 13:28保護犬保護猫日々の思い

2015年05月09日

別れ

先月、保健所からレスキューした「じぇりー」は、

衰弱死してもおかしくない状況の中、

保健所職員さん達が、

懸命にいのちを繋いでくれてた仔でした。


子猫のように小さな体で、

「生」に向けて懸命に生きていました。

生き延びてくれました。


じぇりーは、白血病でした…。

保護家には、白血病の仔の部屋がなく、

スタッフの自宅に預かってもらう事になりました。

スタッフは、生涯預かる覚悟をして…。





じぇりーは、なかなか人間に心開く事が出来ず、

触る事も許してくれなかった。

でも、最期の日となる朝、

初めて体を撫でさせてくれたと聞きました。

これから沢山撫でて、抱っこして…

楽しい事が待っているその矢先、

じぇりーは、突然さよならをした・・・。


最期のじぇりーの姿は、

スタッフ…母ちゃんの姿を追うような姿でした。

じぇりーには、もう分かっていた。

ちゃんと、伝わっていた…と感じました。


じぇりー、家族・・・って良いものだったでしょっ?…





先月下旬、目の見えない成猫、メメをレスキューしました。

保健所で会った時、あまりのキレイな目に魅かれました。


耳もほとんど聞こえていないようで、

必死に音を聴こうとする姿は、

猫というよりも、うさぎのように見えました。

毛も柔らかくて、とてもきれいな仔でした。

これまで多くの目の見えない仔と携わってきましたが、

耳もほとんど聞こえていないせいか、

ほんの些細な環境の変化でも、体調に影響したりと、

あまりの繊細さに、なんとなく・・・

この仔は脳に障害があるのかもしれないと感じるようになりました。


血液検査の結果、脳腫瘍か脳炎との事で、

脳炎だったら永くはないと診断を受け、覚悟はしていましたが…



病院から戻り、抱き上げた瞬間、

一度大きく息を吐き…そのまま息を吸う事はありませんでした。



5/7 15:15 メメ永眠



今さっき、スタッフの膝の上で病院を往復し、

今さっき、抱き上げた瞬間は生きていたのに…



メメは、膝の上が大好きでした。

下におろすと、部屋の中をグルグルずっと回っていましたが、

両手で包み込むように膝に抱くと、安心するかのようにジーッとしていました。

もっと抱っこしてあげればよかった…

毛布の中に包み込んで一緒に寝てあげればよかった…

私もスタッフも、まだ温かい柔らかな体に、

後悔と悔しさと、やりきれなさに襲われた。


メメは、目が見えない分、わずかな聴覚で集中していた。

嗅覚だけが、メメにとって「生」への頼りだったから、

スタッフと私のエプロンを、メメの体にかけて送り出しました。


メメ、私達はここにいるよ!傍におるからね!



  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:06保護猫

2014年12月22日

ロール永眠

2年半前、「ロール」という子猫を保健所からレスキューした。


お母さん猫は、人間に怯えながら身籠り守ってきたのか、

ロールは、生後一ヶ月半なのに、人間が好きではありませんでしたが、

スタッフやボランティアさんの愛情を受けながら、

ロールは徐々に甘えん坊さんに変わっていった。


ロールは、生後5ヶ月位で成長が止まってしまい、

子猫に間違われるくらい、小さな小さな体の成猫でした。

ロールは長く生きれないような気がする…

それは、どこかで恐れていた事でもありましたが、

自由気ままに自分の主張もハッキリ言えるロールに、

そんな事もすっかり忘れてしまっていた。


いつかきっと、良縁に恵まれて保護家を卒業していく子…

当たり前のように、そんな日が来るのを望み、待っていた。



ロールは、猫らしい猫でした。

掃除の時は、子猫達と混じってスリスリゴロゴロと甘えきて

なかなか作業が進まない。

「なんね~甘えたいとね~」

あまりに可愛くて抱っこすると、

「抱っこはダメ!」と、スルッと腕からすり抜ける。

ツンデレラなロールと、毎日そんな感じで一日が始まっていた。


「ロールの良さって伝わるかな~」

「何回も会うと分かってもらえるんだけどね~」

合言葉のように、スタッフ達と話す事も多かった。



ある日、キャットタワーから落ちたのか、目の上を切っていた。

そのときすでに、ロールはバランス感覚が弱くなっていたんです…

12/12、ロールは、自分の足で立つこともできなくなった。

色んな検査をしても、原因は分からない…との事でした。

「ロールは長く生きれない仔だろうな」

二年前に頭に過っていたはずの心配事を、

今、ロールがこうなってから思い出す事となった。



ロールが倒れる一ヶ月前から、

病院やボランティアさんに多々聞かれたことがあった

「え?この仔がロール?・・・なんか顔が変わってない?」

別猫のように、顔が優しくなった・・・穏やかになった・・・と。

その時は、毎日見ているロールの変化に、気付けてなくて、

あまり気にはしていなかった。

でも…もうその時から、ロールの運命は決まっていたのでしょうか…。

ロール自身も、自分の中で何かが起きている事に気付いていたのでしょうか…。



~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

12/13、1時46分 facebook記事より抜粋

保護家の3期生、ロールが倒れました。
あちこち検査を受けましたが、原因は分かりません。
正確には、まだ、分かりません。

怒りんぼで、目薬と車と抱っこが嫌いなロール。
自分のペースで甘えてくる
一方的な甘えん坊さん。

立つことも、歩くことも、
何もかも出来なくなった。

膀胱絞ったらやめてよ〜と泣いた。
オムツの方が良いみたい。
まだまだ自己主張はしてくれるね。
良かった・・。
でないと、ロールらしくないからね。

ロール、知ってるやろ?
王子もマルオも殿も、
何度も立ち上がり、復活したよ。
だから、ロール・・・
明日は起き上がるよね?
あんたも元気になるよね?
まだ本当の家族と出会えてないじゃろ‼︎





~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

朝4時位、私もロールと頭を並べて仮眠を取った。

目が覚めて、「ロールごめんね」体に触れると…

ロールは・・・

もう動く事はなかった。

頭元の私に内緒で逝くように、

静かに・・静かに独りで逝った。

独りで逝ってしまった。

独りで逝かせてしまった。

最後の最期まで、ロールらしいな。


でも、最後の最期は、みんなで見送らせてもらうよ!

これだけは、ロールには譲れないよ!


ロール、二年半しか生きれなかったけど、

家族を見つける事も出来なかったけど、

スタッフやボランティアさんに沢山愛情もらってきたよね?

幸せだった…ロールは幸せな仔だった…

そう思わせてください・・・


ロール、ごめんね。

ロール、ありがとう。








  

Posted by ボランティアスタッフ at 03:01保護猫

2014年06月09日

温かい家族を募集中の仔にゃんこ達♡

こんにちは☆
ボラスタッフKawabe*です(o^^o)♪


只今、いのちのはうす保護家では
たくさんの仔猫を保護しています。

みんなが幸せになれるように
一日も早く温かい家族を
見つけてあげたいと思います。


6月の施設訪問可能日は↓

6/15(日) 14:00~16:00

6/22(日) 12:00~16:00

(毎月恒例の施設内譲渡会日)

6/29(日) 14:00~16:00

今週を除く毎週日曜日は
施設を開放しています。

スタッフが自宅にて預りをしている仔猫もいますので、施設訪問可能日以外で仔猫の面談をご希望される方は会のアドレスまでご連絡ください。

もちろん、仔猫以外の犬猫里親希望の方も大歓迎です♪

mail:hogoya777@yahoo.co.jp

気になる仔、ビビビ!と来た仔がいたら
是非お問い合わせ、会いに来てくださいね♪



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
どうぞ、ご了承くださいませ。

訪問可能日以外での里親希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。




♡施設内保護の仔猫♡


保護家のちびっこギャング4兄妹♪



よもぎ(オス)ブラック
元気いっぱいの九州男児!




つくし(メス)サビ柄
ちょっと控えめ、おっとりさん♡




ぺんぺん(オス)グレー&ブラック
遊ぶの大好き!とにかく元気(笑




たんぽぽ(メス)サビ柄
遊ぶことと人間が大好き!♡
とっても美人さんです(^^)





仲良し兄妹♪



わさび(オス)ホワイト&ブラック
ザ!やんちゃ坊主(^^)




きなこ(メス)サビ柄
少し控えめで、仰向けに抱っこすると
そのまま寝ちゃいます♪






♡スタッフ預り仔猫♡


ホワイト兄妹♪



セリ(メス)ホワイト
体が一番小さくて、たれ目でおっとりさん♡
いつもみんなより出遅れていますがご飯はモリモリ食べます!




みつば(オス)ホワイト&グレー
真ん丸お顔のマイペース♪
見た目ぽっちゃりだけど小食です(笑




むにゃむにゃ・・・(*-ω-)



ちゅっヽ(*´з`*)ノ

たくさん遊んだあとは兄妹で寄り添って寝ます♡





仲良し4兄妹♪



こむぎ(オス)シロキジ
パッチリお目めで好奇心旺盛、遊ぶの大好き!☆
最後まで眠らず遊ぶことに命かけてます(^―^)






ベリー(オス)シロキジ
しっぽが真っ直ぐで長ーーい♪
たくさん食べますが、運動量がハンパないからスリムです(●´艸`)






あんず(メス)三毛
元気でさりげなく甘えん坊♡
とっても美人さんです(*^-^*)







チェリー(オス)茶トラ
※只今入院中※



こむぎ&ベリー   みつば&あんず


やっぱり兄妹でくっついてお昼寝(^m^ )





真っシロシロ助3兄弟♪



ライチ(オス)ホワイト&グレー(しっぽ)
人が大好きで人の指をちゅぱちゅぱ♪
どこでも寝ちゃうマイペース君。






ライム(オス)ホワイト&オッドアイ
人が大好きで立っていると足によじ登ってきます(≧∇≦)
元気いっぱいの食いしん坊★






メロン(オス)ホワイト&綺麗なブルーアイ
皆と同じだけ食べてるのに一番大きくて元気いっぱい!


     





おまけ写真♡







生涯 大切な家族として迎えてくださる
温かい家族を探しています☆

ぜひ、会いに来て下さいね♪(@^-^)



日時:6月15日(日)
時間:14時~16時


日時:6月22日(日)
時間:12時~16時


日時:6月29日(日)
時間:14時~16時



場所:いのちのはうす保護家
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
どうぞ、ご了承くださいませ。

訪問可能日以外での里親希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。



≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。



~保護家からのお願い~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

里親希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、里親希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、宜しくお願い致しますm(__)m




成犬用フードが残りわずかとなってしまいました…

いのちのはうす保護家は、過酷な環境にいた仔ばかりで、
高品質のフードでないと栄養が吸収しにくく
消化不良を起こしやすくなってしまいます。

また、多頭飼いのストレスも考慮し体力低下や病気を防ぎ
免疫力を高め体調管理する為に
(ロイヤルカナンヒルズユーカヌバ等)を与えております。

いつもお願い事ばかりで申し訳ありませんが、
ご支援いただけると本当に助かります。

よろしくお願いいたしますm(__)m



***************************
いのちのはうす保護家(公式HP)
http://xxinunekoxx.web.fc2.com/


※チャリティーショップはじめました♪
http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/

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記事投稿:Kawabe*

  

Posted by ボランティアスタッフ at 14:58保護猫

2014年04月04日

乳飲み子猫の預かりさん急募

現在、宮崎市保健所に、二腹の乳飲み子猫、
2×3匹が保護されています。

期限はありません。
無期限保護…ではありません。
新しい飼い主さん、保護主さんが現れなければ、
どこにも行き場はありません。
行き場のない乳飲み子猫の行末は…


※2008年05月28日撮影「ガス室から呼ぶ声」より

今、保健所に居る子猫達は、
まるで生ゴミのように、ビニール袋に入れて捨てられ、
段ボールに入れて捨てられてたところを、
市民の方が見つけて、保健所に通報しました。


本当ならば、誰の目にも触れられず、
すでに死んでいた子達でしょう…
運良く、人間の目に留まりました。

ですが、ここは保健所なんです。
命のカウントダウンは、まだ止まっていないんです。

今現在、保護家では寝たきりになった「王子」抱えています。


20分置きに「起こせ」と吠えだすので、スタッフの力を借りながら、
一週間前から、介助生活が始まりました。
一言で言えば、眠る事が出来ません。
こんな状態で、三時間おきの授乳ができるはずもなく、
乳飲み子猫に、何かあれば病院に連れて行く時間もなく、
私は、保健所の受け入れ要請を、一度はお断りしました。

ですが…どうしても自分の出した答えに納得が出来ず、
昨日、保健所に会いに行ってきました。

ここ数日、やっと目が開いたそうです。
何のために生まれてきたんだろう…
殺されるためだけに生まれてきたんだろうか…


限界があるとしたならば…とっくにそれは越えてるでしょう…
「限界」だと自分で線を引いた時点で、
小さくても大きくても、限界なのでしょう…
私は…私達は…まだその言葉を出したくはない…

乳飲み子猫の預かりが出来る方…
どうか、力を貸して下さい。
子猫達に必要な物は、こちらで全部揃えます。
保健所からレスキューする力を、私達に貸して下さい…

  

Posted by ボランティアスタッフ at 01:13保護猫

2014年03月06日

保護家の猫達

ここは、保護家の猫部屋。
通称「大部屋」です。


広さは約8畳。でも、広さ的には12畳位に思えるのはなぜ?


不妊去勢手術済の健康な成猫が、今現在8匹います。


壁には、猫達のプロフィールや、
掃除の注意点や、感染症予防のための消毒方法等、
沢山の張り紙がしてあります。


日当たりも風通しも良いお部屋です。



ここは、ヘルペスさんのお部屋です。


広さは三畳しかありません。
押入れを改装して、できるだけ上下運動できるようにしています。


現在の入居猫は3匹です。


みんな穏やかで、ヘルペスroomはとても平和な群れですヒ・ミ・ツ






ここは、AIDSさんのお部屋です。


AIDSroomの子達は、何かと個性の強い子の群れですワーイ

この二匹は、人間に甘えたくてたまらないコンビ。


嫉妬でスタッフの取り合いしてケンカする事も多々ありますが、
なんだかんだ言いながら、実は仲良しだったりしますハート



洋猫の入ってるニコさんは、保護当初から怒りんぼさんで、
生傷もたえませんでしたが、今はほんの少しだけ大人になったのかな?



雪の様に綺麗な真っ白で、男前のぶんちゃん。
こんなに男前ですが、寝るときは人間の指をチュパチュパしながら…
の甘えん坊さんです笑い



実は、ヘルペスルームにもエイズ部屋も「窓」がありません泣き
昼間でも電気をつけないと夜の様に真っ暗です。
空気の流れもなく、掃除の時にみんなケージに入れて、
入口の扉を15分換気する事しかできません。
とても環境の悪いお部屋です。
なんとか改装を…とは、考えてはいるものの…タラーッ

大部屋、ヘルペス部屋、AIDS部屋の他にも、
病気で隔離している子、群れに馴染めない仔、
部屋のあちこちに四匹分散してます。

保護家内には、猫は19匹、スタッフ宅に分散して8匹、
会全体で27匹の猫達が居ます。

今週の保護家ご訪問可能日は、8(土)、9(日)です。
平日、一人体制の時には、犬猫のお世話に追われているため、
施設内のご案内が出来ませんので、
スタッフが数名居る日に限定させて頂いております。


  

Posted by ボランティアスタッフ at 03:02保護猫

2014年02月10日

ちほ、その後

週末、関東地方は大雪だったそうですね。
関東地方にお住まいの皆様、雪の影響で苦労された方もいらっしゃるのではないかと思います。
お見舞い申し上げます m(_ _)m

宮崎ではほとんど雪を見ることがないので、雪らしきものが、ちらっとでも降ろうものなら、小学校は、授業を一時中止して校庭で雪の舞い降りるわずかな時間を楽しみます。
こんな宮崎でも、雪が降る場所もあって、五ヶ瀬、高千穂は雪が積もります。

年末、その高千穂でレスキューされた仔猫 「ちほ」 は、


手を差し伸べられないまま・・・・・
雪の降る寒く暗く食べることもままならないこの土地で、この冬を越すことになったかも、いや、越せなかったかもしれませんでした。

高千穂旅行で、ちほと出会ったSさん、totteさんがちほについて書いてくださっていたブログ心は青空にたどり着かれ、保護家に保護要請をしていただきました。
そして、保護家のブログでの呼びかけに延岡のSさんが、すぐさま高千穂に向かってくださり、ちほの保護をすることができました。


誰か一人でも欠けていたなら、決して保護することはできませんでした。



1月15日、ちほは、保護家を卒業しました。
報告が遅れてしまい、申し訳ありません m(_ _)m

東京で小説家、薬剤師をされているSさんに譲渡されました。
猫を飼う夢を見たSさん、関東の保護施設を何度も訪問されたそうですが、ご縁を感じることができず、
保護家のブログを見て、どうしてもこの仔と一緒にいたい。この仔以外考えられないと思われたそうです。
(以下、Sさんから送っていただいた写真です)


関東の方に保護のきっかけを作っていただき、関東の方に譲渡。
そして、保護要請をしてくださったSさん、
高千穂まで保護に行ってくださったSさん、
ちほを家族に迎え入れられたSさん、
偶然にもイニシャルが皆同じというシンクロニシティ。
なんだか、不思議です。


家族に迎え入れられたSさんから連絡をいただきました。
「愛おしくて仕方ありません。ちほさん中心の生活です。」
「名前は、ちほのままですか?」
と尋ねると、
「そうですよ。うちでは、さんを付けて呼びます。ちほさん。
名前をそのままにしているのは、
高千穂でちほさんに出会ってレスキューを依頼してくださった方、
ブログに書いてくださっていた方、
レスキューをブログで呼びかけてくださった保護家さん、
現地にレスキューに行ってくださった方、
ちほさんに関わってくださった皆さんの思いを忘れないように、
名前はそのままなんです。
ちほさんに与えられた命のチャンスを、ちほさんと共に大事にします。」
と、言っていただきました。

今回の命のリレーをしっかりと受け止めていただき、とても嬉しく思いました。

ちほは、思いっきり遊び、おなかいっぱい食べて、温かい部屋で幸せに暮らしています。
健康診断の結果も異常なしだったそうです。


ちほが保護家に来てから、保護家で流行った言葉があります。
お腹いっぱい食べて、気持ちよさそうに寝る姿を「ちほる」と言っていました。
「ちほってるね~」という言葉がよく飛び交っていました。
とにかくお腹がすいてたまらなかったちほ、お腹いっぱい食べると、何ともいえない幸せそうな顔で眠っていました。

今は、必ず食べられると安心したのか、あの頃のように鳴いて欲しがらないようですが、この安心しきった寝姿は、飼い主さんの癒やしにもなっているようです。


ちほに関わってくださった方々、そして、心配し応援してくださった方々、ちほを家族に迎え入れてくださったSさん皆様に、ちほに代わってお礼申し上げます。

本当に、ありがとうございましたm(_ _)m


rec matsumoto  

Posted by ボランティアスタッフ at 16:05保護猫

2013年07月02日

命が繋がりました

チンチラさん…
一時預かり希望様、保護希望様、飼い主希望様、
全国の皆様より、お声をかけて頂きました。



保護家のボランティアKさんから、
「殺処分しかなかったら私が引き取ります」というお言葉を頂いたのに、
私は首を縦に振る事が出来ませんでした。
とても良い方なんです。優しい方なんです。
だからこそ…だったのかもしれません。
Kさんの環境を知っていたので、チンチラさんもKさんも
苦しむ事になるかもしれないと思ってしまい…

日曜日の夕方、正式にお断りの電話をしたときに、
Kさんはこうおっしゃいました。
「私は沢山の犬猫を飼っています。
 チンチラさんだけのお部屋を用意する事もできません。
 分かっているんです…
 チンチラさんが絶対に幸せになれる環境ではないという事も。
 だけど、私がチンチラさんと一緒に暮らしたいんです
 全部受け止めて、全部受け入れていきたいんです」

その真っ直ぐなお気持ちに、衝撃を受けました。

土台ではないんですよね…
準備されたものでもないんですよね…

正直、私とチンチラさんが望んでいた環境ではありません。
ですが、その環境に居るのはKさんなんです。
チンチラさんを深く思ってくれているKさんなんです。

一番大事な部分を見落としていました。
Kさんなら、何かあってもチンチラさんと乗り越えようと、
絶対に乗り越えられる方なんです。
猫は家につくんじゃありません。飼い主さんにつくんです。
だから、チンチラさんは絶対大丈夫だと信じています。

今回、チンチラさんを想い、心配してご連絡下さった皆様、
本当にありがとうございました。
優しい手を差し伸べて下さろうとした皆様には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました。
チンチラさんは、皆さんの優しさを受けたので、
絶対に幸せになれます。絶対に幸せになります。




宮崎市保健所には…
まだまだ子猫や成猫がいます。




いつまでもいつまでも…終わらない現実に
頭と心の切り替えに、どうかなりそうですが、
この子達にかかっているのは「いのち」。

お金がないから育てられないとか、
お金がないから保護できないとか、
多くの現実を知った16才の子供に言われました。

「所詮金なんかね?いのちを棄てるのは簡単やけど、
 死んだらもう戻ってこんとよね?後悔しても悔やんでも・・・
 それやとに…そんなに金が大事なもんやと?」


私はしばらく口を瞑んだ。

「平気で命を捨てる人間は、捨てた事すら忘れるんだよ」

って言葉を隠すようにこう言いました。

「だから・・・こっちも真剣に向き合う事なんだろうね。
 人間、一日食わんでも死なんのやからね。
 その分医療費にまわせるやん!」


ちぐはぐな回答だったかもしれないけど…
大人って恥ずかしい…
子供にエラソな事言う権利無いな~って
この時ばかりはそう我が身を反省しました。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:37保護猫

2013年05月21日

エイズの子達



保護家のエイズ部屋には、三匹の入居猫さんがいます。

「キーちゃん」 ♂ 4~5歳



キーちゃんは、飼い主から「検査したらエイズだったから」
・・・そんな理由で棄てられました。

一度は人間に裏切られた仔…
ですが、キーちゃんは人間を大好きでいてくれてます。



甘え方が優しく、他の猫にも優しいキーちゃんは、
スタッフやボランティアさんにも大人気です♪



「ニコ」 ♀ 1歳


多分、ペルシャか何か入ってる仔だと思います。
お猿さんみたいな個性的な愛らしい顔をしているニコですが…
めちゃくちゃ我が強いですワーイ
保護当初は、手が近づくだけでシャー&猫パンチでしたので、
随分と人間に心開いてくれたほう…かなワーイ



体を触られるのは大嫌いなので、
スタッフとボランティアさんの腕は、みんなひっかき傷だらけ???
だけど、なぜか心地良いんです♪ニコさんの攻撃が♪



「わたげ」 ♀ 3歳位


某所からレスキューしたわたげは、
交通事故だったのでしょうか…
左目がなく、両前足二本がマヒしていました。
歩く事もできませんでしたが、スタッフさんのご協力もあり、
毎日関節を伸ばすリハビリを続けた結果、
前左足の麻痺が少し良くなりましたメロメロ



トイレは低いトイレを置いていますが、
やはり失敗も多いです。ちょっとした高さも、
わたげにとったらキツいんでしょうね…
顔は怖いですが、とても人懐っこい優しい甘え方をする女の子です。



ワクチン未接種猫、病気部屋、感染症隔離部屋、
健康部屋、エイズ部屋、不妊手術待機部屋…
部屋数が圧倒的に足りず、六畳を無理矢理二部屋に分けたのが、
エイズ部屋ですが、まだまだ手を加えなきゃいけない箇所もあり、
部屋をフリーで動けるのは、ジャンプができないわたげさんだけ。
一日も早く、ニコもキーちゃんもフリーにできるように
スタッフ一同、なんとか時間をみつけてみます…
  

Posted by ボランティアスタッフ at 23:38保護猫