2015年05月09日
別れ
先月、保健所からレスキューした「じぇりー」は、
衰弱死してもおかしくない状況の中、
保健所職員さん達が、
懸命にいのちを繋いでくれてた仔でした。
子猫のように小さな体で、
「生」に向けて懸命に生きていました。
生き延びてくれました。
じぇりーは、白血病でした…。
保護家には、白血病の仔の部屋がなく、
スタッフの自宅に預かってもらう事になりました。
スタッフは、生涯預かる覚悟をして…。
じぇりーは、なかなか人間に心開く事が出来ず、
触る事も許してくれなかった。
でも、最期の日となる朝、
初めて体を撫でさせてくれたと聞きました。
これから沢山撫でて、抱っこして…
楽しい事が待っているその矢先、
じぇりーは、突然さよならをした・・・。
最期のじぇりーの姿は、
スタッフ…母ちゃんの姿を追うような姿でした。
じぇりーには、もう分かっていた。
ちゃんと、伝わっていた…と感じました。
じぇりー、家族・・・って良いものだったでしょっ?…
先月下旬、目の見えない成猫、メメをレスキューしました。
保健所で会った時、あまりのキレイな目に魅かれました。
耳もほとんど聞こえていないようで、
必死に音を聴こうとする姿は、
猫というよりも、うさぎのように見えました。
毛も柔らかくて、とてもきれいな仔でした。
これまで多くの目の見えない仔と携わってきましたが、
耳もほとんど聞こえていないせいか、
ほんの些細な環境の変化でも、体調に影響したりと、
あまりの繊細さに、なんとなく・・・
この仔は脳に障害があるのかもしれないと感じるようになりました。
血液検査の結果、脳腫瘍か脳炎との事で、
脳炎だったら永くはないと診断を受け、覚悟はしていましたが…
病院から戻り、抱き上げた瞬間、
一度大きく息を吐き…そのまま息を吸う事はありませんでした。
5/7 15:15 メメ永眠
今さっき、スタッフの膝の上で病院を往復し、
今さっき、抱き上げた瞬間は生きていたのに…
メメは、膝の上が大好きでした。
下におろすと、部屋の中をグルグルずっと回っていましたが、
両手で包み込むように膝に抱くと、安心するかのようにジーッとしていました。
もっと抱っこしてあげればよかった…
毛布の中に包み込んで一緒に寝てあげればよかった…
私もスタッフも、まだ温かい柔らかな体に、
後悔と悔しさと、やりきれなさに襲われた。
メメは、目が見えない分、わずかな聴覚で集中していた。
嗅覚だけが、メメにとって「生」への頼りだったから、
スタッフと私のエプロンを、メメの体にかけて送り出しました。
メメ、私達はここにいるよ!傍におるからね!
衰弱死してもおかしくない状況の中、
保健所職員さん達が、
懸命にいのちを繋いでくれてた仔でした。
子猫のように小さな体で、
「生」に向けて懸命に生きていました。
生き延びてくれました。
じぇりーは、白血病でした…。
保護家には、白血病の仔の部屋がなく、
スタッフの自宅に預かってもらう事になりました。
スタッフは、生涯預かる覚悟をして…。
じぇりーは、なかなか人間に心開く事が出来ず、
触る事も許してくれなかった。
でも、最期の日となる朝、
初めて体を撫でさせてくれたと聞きました。
これから沢山撫でて、抱っこして…
楽しい事が待っているその矢先、
じぇりーは、突然さよならをした・・・。
最期のじぇりーの姿は、
スタッフ…母ちゃんの姿を追うような姿でした。
じぇりーには、もう分かっていた。
ちゃんと、伝わっていた…と感じました。
じぇりー、家族・・・って良いものだったでしょっ?…
先月下旬、目の見えない成猫、メメをレスキューしました。
保健所で会った時、あまりのキレイな目に魅かれました。
耳もほとんど聞こえていないようで、
必死に音を聴こうとする姿は、
猫というよりも、うさぎのように見えました。
毛も柔らかくて、とてもきれいな仔でした。
これまで多くの目の見えない仔と携わってきましたが、
耳もほとんど聞こえていないせいか、
ほんの些細な環境の変化でも、体調に影響したりと、
あまりの繊細さに、なんとなく・・・
この仔は脳に障害があるのかもしれないと感じるようになりました。
血液検査の結果、脳腫瘍か脳炎との事で、
脳炎だったら永くはないと診断を受け、覚悟はしていましたが…
病院から戻り、抱き上げた瞬間、
一度大きく息を吐き…そのまま息を吸う事はありませんでした。
5/7 15:15 メメ永眠
今さっき、スタッフの膝の上で病院を往復し、
今さっき、抱き上げた瞬間は生きていたのに…
メメは、膝の上が大好きでした。
下におろすと、部屋の中をグルグルずっと回っていましたが、
両手で包み込むように膝に抱くと、安心するかのようにジーッとしていました。
もっと抱っこしてあげればよかった…
毛布の中に包み込んで一緒に寝てあげればよかった…
私もスタッフも、まだ温かい柔らかな体に、
後悔と悔しさと、やりきれなさに襲われた。
メメは、目が見えない分、わずかな聴覚で集中していた。
嗅覚だけが、メメにとって「生」への頼りだったから、
スタッフと私のエプロンを、メメの体にかけて送り出しました。
メメ、私達はここにいるよ!傍におるからね!
Posted by ボランティアスタッフ at 02:06
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