2014年12月22日
ロール永眠
2年半前、「ロール」という子猫を保健所からレスキューした。
お母さん猫は、人間に怯えながら身籠り守ってきたのか、
ロールは、生後一ヶ月半なのに、人間が好きではありませんでしたが、
スタッフやボランティアさんの愛情を受けながら、
ロールは徐々に甘えん坊さんに変わっていった。
ロールは、生後5ヶ月位で成長が止まってしまい、
子猫に間違われるくらい、小さな小さな体の成猫でした。
ロールは長く生きれないような気がする…
それは、どこかで恐れていた事でもありましたが、
自由気ままに自分の主張もハッキリ言えるロールに、
そんな事もすっかり忘れてしまっていた。
いつかきっと、良縁に恵まれて保護家を卒業していく子…
当たり前のように、そんな日が来るのを望み、待っていた。
ロールは、猫らしい猫でした。
掃除の時は、子猫達と混じってスリスリゴロゴロと甘えきて
なかなか作業が進まない。
「なんね~甘えたいとね~」
あまりに可愛くて抱っこすると、
「抱っこはダメ!」と、スルッと腕からすり抜ける。
ツンデレラなロールと、毎日そんな感じで一日が始まっていた。
「ロールの良さって伝わるかな~」
「何回も会うと分かってもらえるんだけどね~」
合言葉のように、スタッフ達と話す事も多かった。
ある日、キャットタワーから落ちたのか、目の上を切っていた。
そのときすでに、ロールはバランス感覚が弱くなっていたんです…
12/12、ロールは、自分の足で立つこともできなくなった。
色んな検査をしても、原因は分からない…との事でした。
「ロールは長く生きれない仔だろうな」
二年前に頭に過っていたはずの心配事を、
今、ロールがこうなってから思い出す事となった。
ロールが倒れる一ヶ月前から、
病院やボランティアさんに多々聞かれたことがあった
「え?この仔がロール?・・・なんか顔が変わってない?」
別猫のように、顔が優しくなった・・・穏やかになった・・・と。
その時は、毎日見ているロールの変化に、気付けてなくて、
あまり気にはしていなかった。
でも…もうその時から、ロールの運命は決まっていたのでしょうか…。
ロール自身も、自分の中で何かが起きている事に気付いていたのでしょうか…。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
12/13、1時46分 facebook記事より抜粋
保護家の3期生、ロールが倒れました。
あちこち検査を受けましたが、原因は分かりません。
正確には、まだ、分かりません。
怒りんぼで、目薬と車と抱っこが嫌いなロール。
自分のペースで甘えてくる
一方的な甘えん坊さん。
立つことも、歩くことも、
何もかも出来なくなった。
膀胱絞ったらやめてよ〜と泣いた。
オムツの方が良いみたい。
まだまだ自己主張はしてくれるね。
良かった・・。
でないと、ロールらしくないからね。
ロール、知ってるやろ?
王子もマルオも殿も、
何度も立ち上がり、復活したよ。
だから、ロール・・・
明日は起き上がるよね?
あんたも元気になるよね?
まだ本当の家族と出会えてないじゃろ‼︎
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
朝4時位、私もロールと頭を並べて仮眠を取った。
目が覚めて、「ロールごめんね」体に触れると…
ロールは・・・
もう動く事はなかった。
頭元の私に内緒で逝くように、
静かに・・静かに独りで逝った。
独りで逝ってしまった。
独りで逝かせてしまった。
最後の最期まで、ロールらしいな。
でも、最後の最期は、みんなで見送らせてもらうよ!
これだけは、ロールには譲れないよ!
ロール、二年半しか生きれなかったけど、
家族を見つける事も出来なかったけど、
スタッフやボランティアさんに沢山愛情もらってきたよね?
幸せだった…ロールは幸せな仔だった…
そう思わせてください・・・
ロール、ごめんね。
ロール、ありがとう。
お母さん猫は、人間に怯えながら身籠り守ってきたのか、
ロールは、生後一ヶ月半なのに、人間が好きではありませんでしたが、
スタッフやボランティアさんの愛情を受けながら、
ロールは徐々に甘えん坊さんに変わっていった。
ロールは、生後5ヶ月位で成長が止まってしまい、
子猫に間違われるくらい、小さな小さな体の成猫でした。
ロールは長く生きれないような気がする…
それは、どこかで恐れていた事でもありましたが、
自由気ままに自分の主張もハッキリ言えるロールに、
そんな事もすっかり忘れてしまっていた。
いつかきっと、良縁に恵まれて保護家を卒業していく子…
当たり前のように、そんな日が来るのを望み、待っていた。
ロールは、猫らしい猫でした。
掃除の時は、子猫達と混じってスリスリゴロゴロと甘えきて
なかなか作業が進まない。
「なんね~甘えたいとね~」
あまりに可愛くて抱っこすると、
「抱っこはダメ!」と、スルッと腕からすり抜ける。
ツンデレラなロールと、毎日そんな感じで一日が始まっていた。
「ロールの良さって伝わるかな~」
「何回も会うと分かってもらえるんだけどね~」
合言葉のように、スタッフ達と話す事も多かった。
ある日、キャットタワーから落ちたのか、目の上を切っていた。
そのときすでに、ロールはバランス感覚が弱くなっていたんです…
12/12、ロールは、自分の足で立つこともできなくなった。
色んな検査をしても、原因は分からない…との事でした。
「ロールは長く生きれない仔だろうな」
二年前に頭に過っていたはずの心配事を、
今、ロールがこうなってから思い出す事となった。
ロールが倒れる一ヶ月前から、
病院やボランティアさんに多々聞かれたことがあった
「え?この仔がロール?・・・なんか顔が変わってない?」
別猫のように、顔が優しくなった・・・穏やかになった・・・と。
その時は、毎日見ているロールの変化に、気付けてなくて、
あまり気にはしていなかった。
でも…もうその時から、ロールの運命は決まっていたのでしょうか…。
ロール自身も、自分の中で何かが起きている事に気付いていたのでしょうか…。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
12/13、1時46分 facebook記事より抜粋
保護家の3期生、ロールが倒れました。
あちこち検査を受けましたが、原因は分かりません。
正確には、まだ、分かりません。
怒りんぼで、目薬と車と抱っこが嫌いなロール。
自分のペースで甘えてくる
一方的な甘えん坊さん。
立つことも、歩くことも、
何もかも出来なくなった。
膀胱絞ったらやめてよ〜と泣いた。
オムツの方が良いみたい。
まだまだ自己主張はしてくれるね。
良かった・・。
でないと、ロールらしくないからね。
ロール、知ってるやろ?
王子もマルオも殿も、
何度も立ち上がり、復活したよ。
だから、ロール・・・
明日は起き上がるよね?
あんたも元気になるよね?
まだ本当の家族と出会えてないじゃろ‼︎
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
朝4時位、私もロールと頭を並べて仮眠を取った。
目が覚めて、「ロールごめんね」体に触れると…
ロールは・・・
もう動く事はなかった。
頭元の私に内緒で逝くように、
静かに・・静かに独りで逝った。
独りで逝ってしまった。
独りで逝かせてしまった。
最後の最期まで、ロールらしいな。
でも、最後の最期は、みんなで見送らせてもらうよ!
これだけは、ロールには譲れないよ!
ロール、二年半しか生きれなかったけど、
家族を見つける事も出来なかったけど、
スタッフやボランティアさんに沢山愛情もらってきたよね?
幸せだった…ロールは幸せな仔だった…
そう思わせてください・・・
ロール、ごめんね。
ロール、ありがとう。
Posted by ボランティアスタッフ at 03:01
│保護猫