2017年06月05日
ボロボロ老犬ホスピス部屋
保護家の老犬ホスピス部屋の床…
ボロボロを通り越して、どんなに毎日消毒で拭き上げても不衛生。
この部屋は、健康管理に特に気をつけなきゃいけない老犬の寝床。
恐る恐る敷いてるフローリングを剥がしてみると…
酷いカビでした。
ですが、資金面で苦しい状況なので、
直ぐには手を付けることが出来ませんでした。
そんな中、材料費を安くで提供しますという方からお申し出があり、
保護家には勿体ないほどの良質の木材を
超破格値で、沢山ご支援いただきました。
それも、遠い場所から時間をかけてトラックで木材を運んで下さり、
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして・・・
男手、技術者の居ない保護家に、
手を差し伸べて下さった方が居ました。
以前、お世話になった熊本県の有志です!
被災犬ココちゃんへの恩返しをしたいと、
「山下マキ」さんはおっしゃって下さいました。
むしろ逆で、私達の方が、
あの苦しい中、ココちゃんの存在を発信してくれてありがとう。
私達に託してくれてありがとう。
・・・ココちゃんに出会わせてくれてありがとう。
私達の方が、ご恩返しをしなきゃいけないのに、
山下マキさんは、ずっとそう考えていたんだと思うと、
私も、副代表も、山下マキさんの温かさに、
涙する事しか出来ませんでした。
6/4、熊本県から山下マキさんと有志が駆けつけて下さり、
老犬ホスピス部屋の改修工事がはじまりました。
遠くから時間をかけてここまで来て下さり、
汗だくになりながらの力仕事。
ボランティアなのに、ここまで出来る若い男の子達・・・
熊本震災の時も、屋根にブルーシートを張ったり、
必死に駆けずり回っていたと聞きました。
犬猫が困っている!
保護活動に携わっている人たちが困っている!
だから助けたい!
そんな気持ちで来て下さった熊本の有志4人に、
本当に頭が下がる思いでした。
「ありがとう」の一言だけでは、伝えきれない思いでした。
あんなに酷かった老犬ホスピスの床は、こんなにキレイになりました!
Posted by ボランティアスタッフ at 15:22
│保護犬