2014年12月17日
クッキーの8ヶ月
3/3 木城町にて人慣れしていない兄弟犬が捕獲された。
顔を見て、人に飼われたことがない子たちだと感じた。
生後まだ三ヶ月位だったのでしょうか…
その目から、子犬らしさは失われていた。
いいえ・・・
私達人間が、子犬らしさを奪った。
最初に人間の手を感じて欲しい…手への恐怖心を持たせたくないと、
スタッフは皮手袋を置いてレスキューに向った。
レスキューから戻ってきたスタッフの手は、
咬み傷で血だらけだった…。
検疫期間は、一週間。
その一週間の間に、せめて咬む行為をなくさなきゃいけない…
プレッシャーの一週間でしたが、
人間への恐怖心は僅か3日で和らいでいました。
管理所の職員さん、手を血に染めながらも頑張ってくれたスタッフ、
このお二人の力によって、直ぐに人間を受け入れてくれました。
命名「クッキー」
群れにもスッと溶け込み、
兄ちゃん姉ちゃんから色んなルールを学んだ。
でも、人間に対しては人見知りがあり、
なかなかクッキーの良さに気付いてもらう事が出来なかった。
クッキーが一歳を迎える前に、
飼い主さんとの赤い糸を手繰り寄せたい…
新聞で呼びかけたり、スタッフ一同一生懸命動きましたが、
知らない人が来ると、怖がって「来ないで!」と怒ったり、
逃げ回ったり…
次第にスタッフの愛ちゃんは、クッキーに強く気持ちが入るようになった。
「クッキー、絶対幸せになれるように頑張るね」
愛ちゃんの側には、いつもクッキーが寄り添っていた。
クッキーも、愛ちゃんが特別な感情を抱いていた事を、
ちゃんと知っていた。
決してえこひいきではない。
決してお気に入りではない。
綺麗な言葉でしか表現できませんが、
魂が強く繋がりあう仔は、必ずいるんです。
それでも・・・
それでも、飼えない事情はあります。
「いのち」だから、簡単な気持ちで
その仔の一生を抱えられない…この「飼わない勇気」も、
私は素晴らしいと思う。
愛ちゃんはこの8ヶ月間、
クッキーの譲渡がなかなか決まらなかった事で、
何度も泣いた。
何度も大粒の涙を流した。
「それでも私は…クッキーを連れて帰る事ができない…」と。
そんなとき、「施設見学会」にて、
クッキーの事を気にかけて下さった方がいました。
「最初は逃げ回ってたけど、帰る時に寄ってきてくれたんです
ずっとクッキーの事が気になっていました」
再度クッキーに会いに来て下さったんです。
ちょっとドキドキしてるクッキーですが、
とても優しいお父さんとお母さん…
今頃は沢山甘えていると思います
理想の家族でした…素晴らしいご夫婦でした…
クッキー、やっと、やっと、本当の幸せを掴んだね!
今までよく頑張ったね!
保護家卒業おめでとー!!
作家の木村道子さんから、愛ちゃんにクッキーの絵をプレゼントして戴きました。
道子さん優しさ、クッキーの最後の置き土産に、
愛ちゃん、ワンワン泣いてました
その優しさあふれる道子さんのショップで、
一目惚れして購入した物です♪
遅ればせながら…
日向市は素晴らしい出会いが沢山ありました。
また日向市にてイベントも計画中ですので、
県北の皆様、どうかよろしくお願い致します。
イベント主催者もんたさん、保護家県北担当石塚ちゃん、
しつけ教室で参加下さった中央保健所の上野さん、
今後ともよろしくお願い致します。
※次回、また成犬譲渡のご報告をいたします。
顔を見て、人に飼われたことがない子たちだと感じた。
生後まだ三ヶ月位だったのでしょうか…
その目から、子犬らしさは失われていた。
いいえ・・・
私達人間が、子犬らしさを奪った。
最初に人間の手を感じて欲しい…手への恐怖心を持たせたくないと、
スタッフは皮手袋を置いてレスキューに向った。
レスキューから戻ってきたスタッフの手は、
咬み傷で血だらけだった…。
検疫期間は、一週間。
その一週間の間に、せめて咬む行為をなくさなきゃいけない…
プレッシャーの一週間でしたが、
人間への恐怖心は僅か3日で和らいでいました。
管理所の職員さん、手を血に染めながらも頑張ってくれたスタッフ、
このお二人の力によって、直ぐに人間を受け入れてくれました。
命名「クッキー」
群れにもスッと溶け込み、
兄ちゃん姉ちゃんから色んなルールを学んだ。
でも、人間に対しては人見知りがあり、
なかなかクッキーの良さに気付いてもらう事が出来なかった。
クッキーが一歳を迎える前に、
飼い主さんとの赤い糸を手繰り寄せたい…
新聞で呼びかけたり、スタッフ一同一生懸命動きましたが、
知らない人が来ると、怖がって「来ないで!」と怒ったり、
逃げ回ったり…
次第にスタッフの愛ちゃんは、クッキーに強く気持ちが入るようになった。
「クッキー、絶対幸せになれるように頑張るね」
愛ちゃんの側には、いつもクッキーが寄り添っていた。
クッキーも、愛ちゃんが特別な感情を抱いていた事を、
ちゃんと知っていた。
決してえこひいきではない。
決してお気に入りではない。
綺麗な言葉でしか表現できませんが、
魂が強く繋がりあう仔は、必ずいるんです。
それでも・・・
それでも、飼えない事情はあります。
「いのち」だから、簡単な気持ちで
その仔の一生を抱えられない…この「飼わない勇気」も、
私は素晴らしいと思う。
愛ちゃんはこの8ヶ月間、
クッキーの譲渡がなかなか決まらなかった事で、
何度も泣いた。
何度も大粒の涙を流した。
「それでも私は…クッキーを連れて帰る事ができない…」と。
そんなとき、「施設見学会」にて、
クッキーの事を気にかけて下さった方がいました。
「最初は逃げ回ってたけど、帰る時に寄ってきてくれたんです
ずっとクッキーの事が気になっていました」
再度クッキーに会いに来て下さったんです。
ちょっとドキドキしてるクッキーですが、
とても優しいお父さんとお母さん…
今頃は沢山甘えていると思います
理想の家族でした…素晴らしいご夫婦でした…
クッキー、やっと、やっと、本当の幸せを掴んだね!
今までよく頑張ったね!
保護家卒業おめでとー!!
作家の木村道子さんから、愛ちゃんにクッキーの絵をプレゼントして戴きました。
道子さん優しさ、クッキーの最後の置き土産に、
愛ちゃん、ワンワン泣いてました
その優しさあふれる道子さんのショップで、
一目惚れして購入した物です♪
遅ればせながら…
日向市は素晴らしい出会いが沢山ありました。
また日向市にてイベントも計画中ですので、
県北の皆様、どうかよろしくお願い致します。
イベント主催者もんたさん、保護家県北担当石塚ちゃん、
しつけ教室で参加下さった中央保健所の上野さん、
今後ともよろしくお願い致します。
※次回、また成犬譲渡のご報告をいたします。
Posted by ボランティアスタッフ at 15:55
│保護犬