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2011年08月27日

シロ永眠

8/20にレスキューした母犬の「シロ」。
ケージに入れるとガウガウでしたが、ケージからいったん出ると
ガタガタと震えだし、ただただ恐怖心いっぱいの母犬でした。

シロ永眠



徐々に慣らしてって、沢山沢山笑わかせてやろう・・・とか、
愛らしい顔に、譲渡まであっという間かもね・・・とか、
明るい未来を想像しては、楽しんでた私達。



そのシロが・・・



8/23 23時頃・・・逝ってしまいました。

シロ永眠



食欲もなくなり、水も口まで運ばなきゃ飲めないようになり、
夜22時頃、顔がフラフラ揺れるようになり、
直ぐにかかりつけの病院に電話したのですが・・・

私と池ちゃんが見守る中、吐血して両手をキューっと伸ばし、
スーっと息を吐いたまま帰らなくなりました。
亡くなる前の症状をかかりつけの先生に話したところ、
死因は、血栓が詰まったのでは・・・という事でした。

シロは、保護家も私も嫌いだったかもしれません。
だけど、最期の最期くらい孤独のままではあまりにも残酷すぎます。
その夜は保護家に泊まり、ずっとシロに触れて朝を迎えましたが、
どんどん冷たくなっていくシロの体に、考えさせられました。
私が看取る犬猫ほど可哀想な事はない・・・と。
その他大勢の一匹でしかない存在の保護犬猫達。
愛情すらたくさん注いであげれない私の元で最期を迎えるのは
あまりに可哀想過ぎます。淋しい最期です。

シロには特に何もしてあげれないどころか、
恐怖心だけを与えてしまったし、恐怖心を抱えたまま逝かせてしまいました。

シロ永眠



シロが残してくれた子犬三匹・・・
甘え吠えもなく、何かを要求することもなく・・・
こんなに大人しい手がかからない子犬は初めてでした。
生後一ヶ月・・・元の飼い主宅ではどういう管理をしていたのでしょうか。
人間の「サイレントベイビー」と重なりました。

シロの子犬は、我が家に一匹、預かりさん宅に二匹保護してます。
我が家のシロの子犬は、仮名「空」と名付けました。
トイレも初日からトイレシートで覚えました。九割成功しています。
相変わらず甘え吠えも要求することもありませんが、
おもちゃや我が家の犬猫と遊ぶことを覚えました。
どんどん子犬らしさが出てきています。

シロに何もしてあげれなかった分、この子達には絶対絶対、
幸せにしてくれるご家族を探したいと思います。

シロ永眠




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Posted by ボランティアスタッフ at 00:58 │保護犬
この記事へのコメント
シロに関して ゆみさんが自分を責める事は 何も有りません。
シロの恐怖は 元飼い主のもの。
ゆみさんも 母親だからわかるでしょ。
愛おしい我が子を 安心して任せれる人に出会えたからこそ シロは 旅立ったのだと思います。
本来は とうに尽きていた命なのかもしれません。
母とは そんなものです。
ゆみさんも 体を大切にしてくださいね。
本当に いつかお会いして ゆっくり話がしたしですね。
Posted by エコちゃんの母 at 2011年08月27日 09:28
ゆみさん、どうか苦しまないでくください。

強い気持ちで、進んでいってください。

ゆみさんのブログを読んで、
私もできることをしようと、ノラ猫の捕獲・避妊を決意しました。

前の方のコメントの通り、
シロは安心して旅立ったのだと思います。
託された子犬たちの幸せを願っています。
Posted by 猫邸 at 2011年08月27日 11:12
8/20にレスキューされたシロ母さんは子犬たちに会えたのでしょか。
Posted by pochi at 2011年09月02日 21:35
エコママさん、猫邸さん、ありがとうございます。
これからたくさん話して、触れて…
たくさんシロと作っていきたいことがあったのに
何もできないままで悔いが残りますよね。

pochiさん、もちろんです。
一日遅れてシロも子犬たちと保護家で合流しました。
子犬たちの目の前で息を引き取りました。
子犬たちには、シロの死が理解できたのか分かりませんが
三匹とも鳴かずにジッとするばかりでした。
Posted by スタッフスタッフ at 2011年09月03日 04:49
今 こちら拝見してシロちゃんが亡くなったこと
知りました。

そうですね みなさん書かれてあるように
シロちゃんは 子供のことを由美さんに託して
天国に旅立ったんだと思いますよ
最後子供たちと会えてよかったですね

きっと虹の橋で子供たちの幸せを願ってることでしょう

お母さんの分まで
みんな幸せになろうね
Posted by るなっち at 2011年09月08日 16:19

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