› いのちのはうす保護家 › 2012年10月15日

2012年10月15日

心開いた千夏さん

会ブログ、代表個人ブログ、更新がストップして申し訳ございませんでした。
facebookには書いたのですが、
色々と思う事もあり、態勢整えるのに時間が必要だったり…
私はよく「一人で抱えすぎる」と周りから叱られるのですが、
今回は1人で抱えて良かったと思っています。

もちろん、その中でスタッフやボランティアさんに助けてもらいながらの
態勢作りでしたが、だからこそ、「ありがとう」という気持ちや、
甘えて良い部分も分かったような気がします。

支援物資を保護家に持ってきて下さった皆様、
温かいお気持ちを本当にありがとうございました。
保護家も落ち着きを取り戻したので、
今度はぜひぜひ、ゆっくり保護家の子達とまったりゆっくりと
お過ごしに来て下さい。

ひとつ嬉しい事があったのでご報告します。

千夏…
千夏は、5/22~8月末まで管理所に居た仔でした。
三ヶ月もの間、産まれたばかりの子犬を管理所で育ててきたんです。
千夏は、いつも檻越しに唸っていました。



だけど、どうしても子犬と一緒に保護家に連れて帰りたかったんです。
最後の最後まで千夏は抵抗しました。
そんな千夏を初めて触れ、咬まれる覚悟で抱え上げた瞬間、
「不安」は「自信」へと変わりました。

「千夏は絶対心開いてくれる」って…

最初は逃げまどう日々が続きました。



触れて良いのか、来るまで待つのか…
千夏の表情から読み取る事が出来ませんでしたが、
管理所でずっとお世話してた職員さんから
「沢山触れてあげてください。この仔は待たなくても大丈夫」



そう言われて、逃げたり逃げ腰の千夏と沢山話をして、沢山触れてきました。

私は、人間ではなく保護家の群れの一員として群れに入ってます。
だから、弱い者いじめや明らかに悪い事をした犬がいたら、
人間としてではなく、群れの母として叱ります。
決してリーダーではありません。

そんなとき…あんなに逃げ回ってた千夏が私に近づき
「あの仔が嫌なの。怖いの。守って…」
そう言って、私の顔を舐めはじめました…

その日から…千夏は変わりました。



千夏は、犬にも人間にも対しての接し方が分かりません。
みんなが私達スタッフにどう甘えているのか、
千夏はずっと観察していました。
見よう見まねで私に体全身で甘えるようになったものの…
前足でガッツリ体を掴み、甘噛みのつもりが甘噛み以上の強い力で、
体中咬んでくるのです…
これは…かなり痛い「甘えられ方」でした。
ここで拒否したらいけない…そう思って、ちゃんとした信頼関係が出来るまで
過激な甘えを容認してきましたが、先日初めて拒否しました。
千夏がどう受け取るか不安でしたが、その日から
過激な甘えから優しい甘え方に変わったんです。



千夏は、保護家で色んな事を学んで行ってます。



私が「教えてる」事は何一つありません。



千夏自身が、見て、感じて、試して、ひとつひとつ覚えていってるんです。



「この黒いやつ…覚えてるよ」



「ゆみさんがいつも管理所で私に向けてたやつだよね?」



「何が見えるの?」





譲渡会デビューはまだまだ先になりそうですが、
是非、保護家に千夏に会いに来てください。
目が綺麗な美人な女性です。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 13:03保護犬