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2012年09月11日
奈々子さん・チチの旅立ち
2011年7月、保健所からの要請で会いに行き、
レスキューを決意して保護家に連れて帰った奈々子さん。
奈々子さんは、不安を沢山抱えた仔でした。
それ故に「咬む」事で、自分の感情を伝えようとする仔でした。
「奈々子さん、歯をあてなくても大丈夫よ。
そげなことせんでも、ちゃんと分かってるから大丈夫よ」
首輪を握られることが大嫌いな奈々子さん。
「ちょっ!どこ引っ張ってんのよ!」
カプンチョ!!
奈々子さんは、保護家でもお嬢様でした。
縫うほどの力は出しませんが、多少の出血はするので、
譲渡は厳しいかもねぇ~…スタッフとよく話していました。
気分が良いときには、知らない人にでも触らせたりもありましたので、
奈々子さんの気分転換+もしかしたら…という気持ちで
譲渡会にも連れて行ってましたが、
スタッフ一同奈々子さんに目が離せなくてドキドキ…
「このタイプの方は、奈々子さん苦手なはず」と思ったら、
近づくのを止めたりと…
そんなとき…
旧保護家のときから、湧水を汲んできてくれたり、
保護家の子達を自宅でシャンプーして下さってた会員さんが、
奈々子さんの事をずっと気にかけてて、
奈々子さんを正式に家族として迎え入れたいと…!!
思えば…奈々子さんの周りには、いつも「愛」がありました。
捕獲される前から、「愛」を受けており、
その「愛」があったから、奈々子さんは生きる道へと進む事ができました。
そして、定期的に奈々子さんのトリミングをしてくれてたAさんの深い愛。
そんな方々の「愛」があったから…
私は、この日のブログ「奈々子さんのとある事情」で、
「・・・だから、奈々子さんは幸せになれるんだと書いてるじゃない!
カプンするから保護家から巣立てないって…私は何で諦めてたの?」
自分で読み返して、思わず苦笑いでした。
こんなに近くに…こんなに安心できる赤い糸があったなんて…
奈々子さん…一年保護家で我慢したかいがあったね♪
やっと落ち着けるね…Мさんの愛情に沢山甘えてね。
奈々子さん…保護家卒業おめでとう!
そして…「チチ」。
詳しい事情は、ごめんなさい…会員制ブログでしか書けませんでしたが、
チチのレスキューには迷いがありました。
だけど…良かった…決断して良かった。
日に日に生き生きしていくチチの姿…
日に日に甘えられる仔になっていくチチの心…
チチに限らずですが、その仔に合った飼い主さんというのはあります。
飼主さんの家族構成、年齢、性格、声…
チチは、「物腰のやわらかい若いご夫婦」を希望していましたが、
ピッタリな方との良縁があったのです!
日南の「ふじまる動物病院」の先生です。
とても信頼のできるチチにピッタリの優しい先生です。
チチは、前日に譲渡会参加して決まりかけてはいたのですが…
チチは、自分でふじまる先生を待ってたような気がしました。
その位、チチとふじまる先生には、何一つ違和感を感じなかったんです。
凄く自然な関係にみえたんです。
チチ、貴女が私の手を受け入れてくれた瞬間の事、
本当に本当に感謝しています。
あの時の気持ちは、私にとっても大きな学びでした。
貴女が弱気になってた私に伝えたかったこと…なんだよね?
チチ、生きてくれて本当にありがとう。
これからが貴女の本当の犬生スタートですよ。
犬や猫は喋らないと言いますが、いいえ、ちゃんと話しますよ。
ただ、私達人間が決めつけて耳を傾けないだけで…
だから、「行動」「表情」でちゃんと教えてくれます。
レオは、一度譲渡が決まりましたが…
レオを託そうとした瞬間、物凄い力で暴れました。
お世話してたスタッフの手を咬み、引っ掻き、物凄い力で逃げたんです。
「絶対に嫌だ!行きたくない!」そんな叫び声でした。
山中に逃げてしまい、スタッフで探してた時に、
「せっかくもらってやろう思ったのになぁ~。他の猫でもいいわ。」
譲渡予定だった人からの言葉でした…
レオは…見抜いてたんです。分かってたんです。
こんな場所で逃げられてはもう無理だ…捕獲器を…と、
長期戦になるだろうと覚悟してたときに、
お世話してたスタッフの元に、自ら戻ってきたんです。
「レオ、ごめんね」
「分かった?だから嫌だって言ったでしょう?」
お世話スタッフとそんな会話をしていたのでしょうか…
譲渡には、色んなお約束事がありますが、
ワクチン、不妊去勢、飼育環境…全てにおいて問題なくても、
そこに「愛」が感じられなければ、
犬猫本人に少しでも抵抗が感じられれば…
大切ないのちを簡単に託してはいけないな…と思いました。
色んな目線で考えていきたいと思いました。
レスキューを決意して保護家に連れて帰った奈々子さん。
奈々子さんは、不安を沢山抱えた仔でした。
それ故に「咬む」事で、自分の感情を伝えようとする仔でした。
「奈々子さん、歯をあてなくても大丈夫よ。
そげなことせんでも、ちゃんと分かってるから大丈夫よ」
首輪を握られることが大嫌いな奈々子さん。
「ちょっ!どこ引っ張ってんのよ!」
カプンチョ!!
奈々子さんは、保護家でもお嬢様でした。
縫うほどの力は出しませんが、多少の出血はするので、
譲渡は厳しいかもねぇ~…スタッフとよく話していました。
気分が良いときには、知らない人にでも触らせたりもありましたので、
奈々子さんの気分転換+もしかしたら…という気持ちで
譲渡会にも連れて行ってましたが、
スタッフ一同奈々子さんに目が離せなくてドキドキ…
「このタイプの方は、奈々子さん苦手なはず」と思ったら、
近づくのを止めたりと…
そんなとき…
旧保護家のときから、湧水を汲んできてくれたり、
保護家の子達を自宅でシャンプーして下さってた会員さんが、
奈々子さんの事をずっと気にかけてて、
奈々子さんを正式に家族として迎え入れたいと…!!
思えば…奈々子さんの周りには、いつも「愛」がありました。
捕獲される前から、「愛」を受けており、
その「愛」があったから、奈々子さんは生きる道へと進む事ができました。
そして、定期的に奈々子さんのトリミングをしてくれてたAさんの深い愛。
そんな方々の「愛」があったから…
私は、この日のブログ「奈々子さんのとある事情」で、
「・・・だから、奈々子さんは幸せになれるんだと書いてるじゃない!
カプンするから保護家から巣立てないって…私は何で諦めてたの?」
自分で読み返して、思わず苦笑いでした。
こんなに近くに…こんなに安心できる赤い糸があったなんて…
奈々子さん…一年保護家で我慢したかいがあったね♪
やっと落ち着けるね…Мさんの愛情に沢山甘えてね。
奈々子さん…保護家卒業おめでとう!
そして…「チチ」。
詳しい事情は、ごめんなさい…会員制ブログでしか書けませんでしたが、
チチのレスキューには迷いがありました。
だけど…良かった…決断して良かった。
日に日に生き生きしていくチチの姿…
日に日に甘えられる仔になっていくチチの心…
チチに限らずですが、その仔に合った飼い主さんというのはあります。
飼主さんの家族構成、年齢、性格、声…
チチは、「物腰のやわらかい若いご夫婦」を希望していましたが、
ピッタリな方との良縁があったのです!
日南の「ふじまる動物病院」の先生です。
とても信頼のできるチチにピッタリの優しい先生です。
チチは、前日に譲渡会参加して決まりかけてはいたのですが…
チチは、自分でふじまる先生を待ってたような気がしました。
その位、チチとふじまる先生には、何一つ違和感を感じなかったんです。
凄く自然な関係にみえたんです。
チチ、貴女が私の手を受け入れてくれた瞬間の事、
本当に本当に感謝しています。
あの時の気持ちは、私にとっても大きな学びでした。
貴女が弱気になってた私に伝えたかったこと…なんだよね?
チチ、生きてくれて本当にありがとう。
これからが貴女の本当の犬生スタートですよ。
犬や猫は喋らないと言いますが、いいえ、ちゃんと話しますよ。
ただ、私達人間が決めつけて耳を傾けないだけで…
だから、「行動」「表情」でちゃんと教えてくれます。
レオは、一度譲渡が決まりましたが…
レオを託そうとした瞬間、物凄い力で暴れました。
お世話してたスタッフの手を咬み、引っ掻き、物凄い力で逃げたんです。
「絶対に嫌だ!行きたくない!」そんな叫び声でした。
山中に逃げてしまい、スタッフで探してた時に、
「せっかくもらってやろう思ったのになぁ~。他の猫でもいいわ。」
譲渡予定だった人からの言葉でした…
レオは…見抜いてたんです。分かってたんです。
こんな場所で逃げられてはもう無理だ…捕獲器を…と、
長期戦になるだろうと覚悟してたときに、
お世話してたスタッフの元に、自ら戻ってきたんです。
「レオ、ごめんね」
「分かった?だから嫌だって言ったでしょう?」
お世話スタッフとそんな会話をしていたのでしょうか…
譲渡には、色んなお約束事がありますが、
ワクチン、不妊去勢、飼育環境…全てにおいて問題なくても、
そこに「愛」が感じられなければ、
犬猫本人に少しでも抵抗が感じられれば…
大切ないのちを簡単に託してはいけないな…と思いました。
色んな目線で考えていきたいと思いました。
9/15 「クロスモール清武」にて、フリマ&譲渡会。
フリマ 9時~16時
譲渡会 14時~16時
※当日お手伝いできるボランティアさんを募集しております。