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Posted by みやchan運営事務局 at

2018年12月09日

1、保護家はもう資金が底つきました 2、代表への怒りと暴露


ここ数カ月、ご支援金を足長基金で呼びかけさせて

頂いたりとしてきましたが現在

「いのちのはうす保護家」は
資金難です・・・。

まだ足長基金のページに載せれていない子で

医療費のかかる子が沢山いるのが、

今の保護家の現状です。


会の残高がほぼ十万以下を切ってしまいました…。

(ゆうちょ銀行の通帳です)



(宮銀の通帳です)

この後、通帳から、施設維持費で

104,000円の引き落としがあったので、

現在の口座残高は
89,932円です。

ゆうちょ口座から、12月3日に引き出した15万円。

この翌日「白血病の松子」の医療費、

マールのサプリ代金等、

わずか一日で、手元にあった現金15万円も

医療費にほとんど飛んで行きました。

明日は、猫ホスピス「ノン」「キィ」の薬が

きれてしまうので、買いに行かなければいけません。



代表に資金難の事を相談はしていました。

でも、「なんとか乗り切ろう!」

と、代表を中心にみんなで医療費を負担してきましたが、

もう限界、危機だと思いました。

だから、こうして現状を正直に書こうと思いました。

今の私達には、皆様のお力添えがないと

続けていく事が出来なくなりました。

いつもながら、厚かましいことは重々承知しています。

すでに虹の橋を渡った子達のご報告、

多額の医療費を必要とする福島県から来た
病気を抱えている老犬。

今夜も福島県から腫瘍を抱えている老犬が
保護家に到着します。

日々の作業でまだ報告すら出きないままですが、

その前に、資金難だという現状をお伝えしなければと、

今日はこの記事にしました。

後ほど、必ず全ての現状をご報告いたしますが、

今は、皆様にご支援をお願いする事しか出来ません。

資金難で他県から病気の犬を受入れるなんて

バカだな、自業自得だと言う人もいると思います。

なんと言われても仕方ないと思っています。

だけど、そこに守りたい命があったんです。

どうか、施設維持、医療費、ご支援をお願い致します。

宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)

保護家の存続に、どうかお力を貸して下さい。

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン
なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ?
私、スタッフである鳥越の本音を書きますなにぃ?

テレビや雑誌で見る山下由美からは、

気品があり、さぞ恵まれた家庭で育ち、

優雅な専業主婦だからこそ出来たんだろうと思っていました。

施設でも、厳しくスタッフやボランティアさんを

指導する立場で、「社長」のイメージがありました。

権力とお金と自分に自信持ってる人。

自分とは違う世界の人だと思っていました。
実際、「いのちのはうす保護家」の

ボランティアで入ってみると、

想像してたイメージは良い意味で裏切られました。



一緒に作業をして行くうちに、

「?」「?」「?」がたくさん出てきました。

事務所に置いてある「山下へそくり」という貯金箱。

蓋は壊されている?へそくり?ってなに?
「これなんですか?」恐る恐る聞きました。

「山下家はね、旦那が家計握ってるの。

毎月旦那から食費の材料代だけ貰えるから、

そこから上手くやりくりして、へそくりしてるの。

お小遣いまでは貰えないからね(笑)

でも、ここから小銭を出す山下由美は、

いつも誰かに何かを買うとき。


代表山下由美という人は、

優雅な専業主婦ではありませんでした。


「奇跡の母子犬」の著者、山下由美。

映画の原案者、山下由美。

印税は400万円入ったそうですが、

半分の200万円を旦那さんに渡したそうです。

理由は、仕事を辞めて保護活動に専念した

お詫びの気持ちだったそうです。

残りの200万は、イベントの費用や

出張や視察、施設の赤字補填で

今日までの時点で170万円も使い切ったそうです。

今も印税が入っているのか聞いたら、

平均すると年間1万円しか入ってこないそうです。



子供服販売が軌道に乗ってたのに、

それを捨て・・・



大手出版社PHP本社ロビーには、

あの池上彰さんの本より前列に、

あの松下幸之助さんの本と並べられてたほど、

出版社から期待をされてたのに、

作家への道も開けてたのに・・・

作家の道に進もうとしませんでした。

それさえ、誰にも言わない。

県の委託事業「ひまわりの家」の所長にもなったのに、

殺処分される子達を救いたいと自らその地位を捨て・・・

こんなへんぴな場所から

「いのちのはうす保護家」を起ち上げました。


全ては動物たちの未来のために・・・。

↑ここまでは、山下由美代表の許可をもらい書きました↑

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン

ダウン
なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ? なにぃ?
↓ここからは
山下由美代表の
無許可で書きます↓

山下由美に腹がたってたまりません!

なんで、自分のために生きないの?

なんで、自分を粗末にしてるの?

昨日の、山下由美のブログを読んで、

もっと腹が立ちました。


12年かけてコツコツと努力を重ねて

不可能を可能に変えて来た凄い人物。

努力してない?苦労してない?

冗談じゃないです。


パソコンの前には、大きなホワイトボード、

これからやるべき仕事内容が

貼り切れない程貼ってあります。

睡眠時間をまともにとらないから

パソコン作業しながら寝落ち。


こんなハードな日々のくせに、

「昼間はもう、スタッフに任せられるから

日勤のバイト探している」

と、言い出しました。

保護家が資金難になり、自分の貯金(印税)も、

今月でゼロになるから、もう赤字補填が出来ないからって。



今、保護家は、大きな目標に代表が猛勉強中です。

ご支援だけに頼らずに、保護家を存続して行ける方法。

すぐにはもちろん不可能です。

だからバイトをするつもりなんだろうと。



「過労死」が頭をよぎりました。

それだけは阻止していますが、

「私が死ぬ前に、その基盤を作りたい」

この言葉で、本人も気付いてるんだと思いました。

「呼びかけようよ。ご支援を呼びかけようよ」

と言いました。

「ずっとブログを書いていなかったから。

現状報告していないイコール寄付を頂いている身で、

責任業務を怠った自己責任。

私にはご支援を呼びかける資格がない」

と、山下由美代表は答えました。

山下代表のブログでは、

「私は忙しくない。時間の使い方が下手なだけ」

と書いてるのを見て、腹が立ちました。

違います!!

この写真を見て下さい。

  
これは、山下由美代表の仕事部屋の本棚です。

人間の介護系、デザイン関係、動物愛護法関係、

いろんなジャンルの本を読み漁ってます。

付箋とマーカーだらけの本。

一体いつ読んでるの?と不思議です。



これまで山下由美代表は、

スタッフみんなが働きやすい環境作りの改革、

無料でカウンセラーしてきたり、

誰かのために時間を割いています。

それを「自己責任?」

業務を怠った自分の責任だから、

支援金を呼びかけられない?



老犬デイサービスも無料?

講演会講師費用も無料?

カウンセリングも無料?

なんで?
なんで?
なんで?



山下由美代表は、レスキュー決断したときに、

私達にいつも言ってます。

「犬猫を助けたいという感情は、

その命と必死になって向き合ってる人間を

助けたいという感情もSetでつくんだよね」

もし、山下代表と同じ感覚をお持ちの方がいれば

という思いで、本当の山下由美を暴露しました。



身を粉にして、自分を犠牲にしながらも、

山下由美代表が

必死に守ろうとしているものを、

一緒に守っていただけないでしょうか・・・

ご支援を募らせてください。



もしかしたら、山下由美代表から、
この記事を削除されるかもしれないです。
でも、昨日の山下由美代表のブログを読んだときに、
「こんなに軽い人じゃない」っていうのを
言いたかったんです。


記事 鳥越麻美



  

Posted by ボランティアスタッフ at 17:04ご報告保護犬保護猫動物愛護お知らせ

2018年05月29日

「フィットネスイベントに参加して、動物愛護団体へ支援しよう!


今から約一年前、不思議な出会いがありました。

それが、フィットネスの先生、本田ともこさんでした。
小柄でとても可愛らしい女性。


本田さんは、ブリーダーさんから愛犬ココちゃんを
家族に迎え入れました。

犬って生物は、こんなにも愛おしくて、
自分も癒しをもらえる大切な存在だという事等、
愛犬ココちゃんから
多くの事を学んだのだと思います。

我子が愛おしくなればなるほど、
他の犬にも目を向けるようになります。

そんなときに、本田さんが目を向けたのは…
我子と同じ幸せな犬達ではなく、
家族を失った犬達に・・・でした。


「ネグレクト?」


「飼育放棄?」


「殺処分?」


・・・なんでっ?!

「なんで、ココと同じ犬達が、こんな目に合ってるの?

幸せになるために生まれて来た命なのに?!」


本田さんは、新しくできたばかりの
「みやざき愛護センター」に足を運びましたが、
「ここには、私の学べるものはない!
本当の現状を知りたい!」
そう感じ、辿り着いたのが私達の施設
「いのちのはうす保護家」でした。


寝たきりの老犬、足の無い子、全盲の子、
半身麻痺でお尻を引きずって移動する子、

きっと、衝撃的だったと思います。


全員、保健所や管理所からレスキューした子達だとお伝えしました。

「なんで捨てるの?なんでこんなひどい目にあわされてたの?」
飼い主への、人間への怒りを感じたかと思います。
と、同時に「なぜこの子達は明るいの?笑えているの?」
という思いもあったと思います。

そうして、本田さんのプロジェクト第一弾!

フィットネスを通して、動物愛護団体に支援しよう!
「犬愛」

イベントが、昨年の6月に開催されたんです。


↓昨年のイベントご報告は過去記事より↓
http://hogoya.miyachan.cc/e520080.html

このイベントの収益金「71,492円」のご寄付を
本田さんより受け取りました。

この月の「いのちのはうす保護家」は、
医療費だけで32万円かかったので、
寄付金を全額医療費に充てさせて頂く事ができました。

本田さん、イベントに参加下さった皆様のお力で、
私達は、保護家の子達は、助けて頂きました。
あの当時感じた「安堵感」をはっきり覚えております。






私達、保護家の子達の医療費を助けて下さった
本田とも子さんが、
今年も、イベント開催する事となりました!

「フィットネスイベントに参加して、動物愛護団体へ支援しよう!」


私も、昨年同様20分の講演をさせて頂く事になりました。
昨年同様パネル展もさせて頂きます。

フィットネス×動物愛護
何の接点も無いコラボイベントですが、
何の接点も無いからこそ、大きな意味があると
私と本田さんは感じております。


本田さんは、犬猫が悲惨な現状に置かれている事を知りました。
知った中で、背を向ける事はしませんでした。

ダンスインストラクターとして、自分には何ができるのか…?

そう考えたときに、自分にしか出来ない事、
自分だから出来る事をはじめようと
一歩を踏み出したそうです。

ただ、大きなイベントだからこそ、
大きな資金が必要となってしまいます。
ですが、本田さんはさらに一歩を踏み出しました!

https://camp-fire.jp/projects/view/66119#menu

「クラウドファンディング」の挑戦です!

「失敗を恐れてたら何も変わらない」
本田さんは、リスクを背負う覚悟で、
7/18宮崎市文化ホールを抑えました。

会場使用料も相当な金額だと思います。
県外からカリスマインストラクターさん達に
来て頂く交通費も必要です。

色んな打ち合わせも必要です。
本田さんは、時間と費用を犠牲にする覚悟で、
このイベントに向けて動き出しました。


ですが・・・

クラウドファンディング残り時間2日…

26%で止まっております。


動物愛護とは接点のないフィットネスイベントで、
一人でも多くの方に、犬猫の現状を知って頂きたい…

色んな形の救済があるんだという事を、
お一人でも多くの方に知って頂けたらと…

どうか、このイベント開催のサポートを
よろしくお願い致します。
とても大きな意味あるイベントなのです…。


https://camp-fire.jp/projects/view/66119#menu




  

Posted by ボランティアスタッフ at 14:31動物愛護

2018年05月12日

生涯預かりのさくら


生涯預かりさんを募集していた、皮膚ガンの『さくら』のご報告です。


預かりのお問い合わせは2件ありましたが、どちらも九州外でした。
今のさくらの身体ではやはり空輸は難しいと判断し、お断りさせて頂きました…。

さくらのことを看取り覚悟で問い合わせしてくれたことに、とても感謝しています。

現在は、どうしているかというと私トリゴエ宅にて預かり中です。
代表に無理を言って連れて帰らせてもらいました。


正直、写真の様に進行は徐々に進んでいます。
初めて見る方からすると色んな意味で衝撃を受けるかと思います。






さくらの預かりは代表からストップをかけられていました。

私には小学低学年の子供がいます。

幼心にも死に対して変に捉えてしまったり、そのことによって逆に動物が嫌いになってしまう
のではないかと考慮してくれていました。

この活動を始めてから乳飲み子の死に目などに合わせてしまっている…
最近では、22日間一緒に過ごしたコッシーの死も経験させてしまっている…

正直私も不安はありました。


そんな不安は覆されました。




さくらを見た第一声は、

「かわいーーー!!ふわふわやね(^.^)」
でした。

もちろん、目のことはびっくりしていました。

「痛くはないとよ、身体は元気やとよ。」
と、話すと安心して、
それから息子とさくらは仲良しです。

かわいそうと思ったり、びっくりしたりすることは何も悪くないと思います。

そこからどう感情が変わっていくのか、
それこそ『かわいそうから可愛い』という猫カフェHogoyaの定義だなと
改めて私自身が再認識させられました。





猫カフェHogoyaの定休日に私と一緒に出勤して
臨時営業にすることに決めていました。


さくらは、私の猫ではありません。あくまでもお預かりしている身分です。

さくらに会いたいと思ってくれている人に会ってほしい!!

そう考えていましたが、最近出血も酷く右目にも転移しているような症状が
見え始めたので、さくらの体調も考えカフェデビューは断念しました。





さくらは、普通の猫と何ら変わりはありません。

ただ病気になって飼い主に見捨てられただけ。


外飼いだった為、最初のうちは外に出してと一日中、鳴き続けていました。

ハーネスを付けて外に出したりしましたが、思うように動けないのは
さくらにとっては逆にストレスでした。




何日かすると、室内生活に慣れたのか鳴くこともなくなり…
わがままも言わずお利口なさくら。

こんな子を捨てる飼い主さんの気持ちが分からない…見ている自分が辛いだけでセンターに
持ち込む気持ちが分からない…。

だけど、さくらにとっては今でも変わらず大好きな人なんだと思います。

今でも、「飼い主さんの声を聞けばさくらは喜ぶんだろうなぁ。」

「会えたら喜んで甘えに行くんだろうなぁ。」



こんなことを書きながら思い出したのはコナンを介護し看取った時の代表の言葉。




保護家で活動して約2年。恥ずかしながら、この気持ちを理解できずにいました。

さくらが教えてくれました。

「いつも答えはあとからついてくるよ。」と、言葉では教えてくれない代表。
 「全部、犬猫達が教えてくれる。」そう言います。

だから私も、さくらを捨てた飼い主さんを憎まない。さくらの為に。




あと11カ月後には、さくらはもういないかもしれません。


11カ月後、どんな姿になっているかも分かりません。


もしかしたら、別れはもっと早いのかもしれません。


でもさくらは堂々と生きています!!









さくらをレスキューできたのも、支援者様のお陰です。

支援者様の代わりにお世話をさせてもらっているという気持ちで、
さくらと過ごしていきたいと思います。






        
 いのちのはうす保護家スタッフ  鳥越 麻美


  

Posted by ボランティアスタッフ at 23:08保護猫動物愛護

2018年02月14日

コッシーと過ごした22日間

2017年7月愛護センターよりレスキュー。

交通事故だと思われます。
足は骨折しており、
皮膚も張り裂けた状態で収容されていました。
まずは皮膚を再生する治療から始めました。

コッシーは、保護家に来てからみるみるうちに回復し
普通の子猫と同じように走り回れるようになりました。

人間が大好きで、猫とも犬とも仲良くできる
天真爛漫とゆう言葉があてはまるとても元気な子^_^




この子は譲渡がすぐ決まるだろうと安心していました。




そう思っていた矢先‥‥。



致死率99%と言われているF I Pを発症してしまいました‥。

その日から私は、わがままを言って
コッシーを毎日連れて帰らせてもらいました。
家庭猫を味わってほしいと。

人間のエゴなのかもしれませんが‥
一緒に寝たり、こたつに入ったり、日向ぼっこをしたり。




保護家から譲渡した、半身不随の2匹は
コッシーの側からずっと離れませんでした(^^)




でも‥‥
コッシーは日に日に弱り水を飲むことさえ辛そうでした。
強制給餌を始めました。

それも嫌がるので、カテーテルを鼻から通しました。




1%を信じてみたかった!
ただ、それだけでした。

でも、コッシーは管も、管を止めるテーピングも凄く辛そうでした。

胃の動きが良くなったのか、少しだけ食べてくれたけど
腹水も溜まっていくばかりでよくなることはありませんでした。






管をぬこうと決めました。

最後の頼みの綱だったカテーテルだったから、
「これを切ったら死んでしまう」

自分の手で殺してしまう気がして、
一人で泣きながら管をはずしました‥

私が泣いていたのは、由美さんは分かっていました。
その日くれた由美さんの言葉。



「あちゃみが、管を切ろうと決めたのなら、
それが正しい答えやと思うよ。
ただ、泣くほど辛い決断を実行に移す時には、
その辛さを私と共有するのだよ。
一人で抱え込まないで。」


今、闘病生活を共に過ごしている方に伝えたいです。
絶対に一人で抱え込まないでほしい。

由美さんの言うように、正解はないと思います。

ただ、致命的な子に対してどこで治療の線引きをするのか‥
その子と本気で向き合うことの大切さを知りました。





2月5日。コッシーは私の家で亡くなりました。





最後に庭で一緒に日向ぼっこができました。
最期をずっと側にいて看取ることができました。





闘病生活の22日間、
コッシーはいろんなことを私に教えてくれました。
こんなに小さな身体で最期まで‥

今、まだ私が保護家にいれることもコッシーのお陰です。

「こんな思いを何度も乗り越えられない。
私は保護家にはいれない。」

そう考えてしまっていたから。
それは間違ってました。ただの逃げでした。






コッシーは、亡くなってから私の子に正式に譲渡してもらいました(^^)


コッシー本当に、ありがとう!
頑張ったね!

コッシーには感謝の気持ちしかありません。
もう一度逢えたら「ありがとう」っていっぱい言わせてね!!



コッシーが生きた証をここで残させてもらいます。




スタッフ 鳥越




※代表山下由美目線の二人
https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201802140000/

  

Posted by ボランティアスタッフ at 18:31保護猫動物愛護

2017年05月16日

DIY得意な方にお願いがあります。

数年前に、人慣れしていない仔を保護していたスペース。



今は使ってないので、かなりボロボロになっていますが、

基盤はしっかりした造りなので、ここをリフォームして

もうすぐ産まれるバルーン親子のお部屋に

使いたいなと思っています。


ストレスなく安心して子育てできる場所とスペースが、

ここしかないので・・・ガーン

ホロぼろになった壁を張り替えて・・・と思うのですが、

なかなか進まない状況です泣き



材料費などは、もちろん負担させて頂きますので、

DIYが得意な方…お願いできないでしょうか?

電話かメールにて、ご連絡頂けると助かりますm(__)m

保護家の場所は、国富町です。

hogoya310★gmail.com
※アドレスの★→@に変えて下さいm(__)m

090-4484-5165(担当・フジイ)



  

Posted by ボランティアスタッフ at 12:35動物愛護

2017年05月06日

勘違いするような新聞記事

当団体の新人ボランティアさんが
首をかしげながら聞いてきました。

「この新聞記事読んで凄いと思ったけど、ここ(保護家)に居ると、
愛護センターから続々新しい子をレスキューしてるし、
なんかこの記事、事実と違うような気がして…」


宮日新聞のこの記事読ませて頂き、ビックリしました。
「保護、譲渡に成果?」
えっ?・・・はぁ~?



記事中には、こう書いていました。
「みやざき愛護センターが、3日でオープン一ヶ月を迎えた。
4月30日までに犬猫46匹を保護(捕獲)。
うち13匹は元の飼主が見つかり、
6割超の30匹を個人や愛護団体へ譲渡する成果を上げた
えっ?・・・はぁ~?



事実は・・・30匹のうち、
いのちのはうす保護家=17匹、ペットショップるんるん=2匹
私達で19匹レスキューしています。



私達がセンターからレスキューすることは、
決して「譲渡」ではありません。
ハッピーエンドではありません。
これからまだまだ続くのです。
保護する場所が、
愛護センターから保護施設へと移っただけです。



以下「日刊SPA!」の記事を読んで頂ければと思います。

※「ペット殺処分ゼロ」の名誉の裏で愛護団体が悲鳴を上げる
https://nikkan-spa.jp/1122612?display=b

この記事を書いてくれた片野さんは、
以前、宮崎にも取材に来てくださいました。
行政との「からくり」に、何年も前から
危機感に気付いて下さっていた作家さんです。

その危機は・・・
今、宮崎県にも降りかかろうとしています。
え?もう降りかかってる??



また、宮日新聞記事中には、こうも書いてありました。
「いらなくなった犬猫は引き取ってくれるんだよね?と、
飼育放棄による電話がほぼ毎日あるという」
いやいや、
宮崎県が、マイナス面を隠して伝えた結果でしょうね。

「愛護センターには処分機は作りません」
ではなく、
「愛護センターに処分機は作れないから、
都城管理所の処分機に犬猫を運び通常通り殺処分はします。」
と、報道して頂くべきでしたね。

県民に誤解されるような報道をさせたのは、宮崎県です。
自業自得の結果です。
真実を知らずに、そのまま記事を書いた新聞記者の責任です。

「果たして本当にそんな夢のような愛護センターになるのだろうか?」
これまでの処分頭数と、愛護センターの収容スペースと、
職員の数を照らし合わせ、違和感に気付いたメディアの方々は、
管理所や保健所からレスキュー活動している
私たち愛護団体に、事実確認を取りに来てくださり、
真実をニュース内で流して下さいました。

※ちなみに、宮日新聞記事中の永田所長(宮崎市)は、
長年、生かす方向で懸命に動いて下さった方です。
書籍「尊厳死・王子と生きた時間」内で、
床擦れの手当てをしていた方です。




高鍋保健所の「譲渡返還」は、ほぼ宮崎県のAnimalbondさんが
出している数字です。
宮崎市保健所は、土地柄捕獲引取りは確かに多いのですが、
宮崎市保健所の頑張りと、私たち愛護団体や
ブログで見て下さった全国の皆さんがレスキューした数の多さです。
中央保健所は、管轄が少ないので捕獲持込頭数は少ないのですが、
譲渡返還ゼロです。
私達にも、捕獲持ち込の猫を、表に出す事が無かったので、
捕獲引取りの猫全て殺処分でした。



宮崎市と高鍋保健所が中心となって運営できる
愛護センターになれれば良いのですが…




「保護家レスキュー」とありますが、
この中には、ブログを見てくれた方が助けて下さった数も含まれます。
年々大幅に殺処分頭数が減っているように見えますが、
この赤いグラフを殺処分グラフに足すと…
殺処分頭数は、そんなに大幅に減っていません。

愛護センターが出来て殺処分が増えたとか、
譲渡率が低くなったとか、
そんな風にデータに残らないように、
私達も頑張ってこれまで通り動いて行けたらと思います。

「いのちのはうす保護家」は、
明日(7日)、11時~15時、
愛護センターで譲渡会開催します。
犬のみの参加です。



  

Posted by ボランティアスタッフ at 15:59動物愛護

2017年03月12日

2016年12月15日

✩︎愛しい命✩︎12月譲渡会✩︎

皆さまこんにちは
ボランティアスタッフのかどがわです^ ^

冬らしい気候になり、保護家の犬猫も
昼間は日向ぼっこを楽しみにしているようです晴れ
ほっこり表情が、また可愛いです・・・メロメロ















いのちのはうす保護家は、ホスピスがあり
現在6頭の老犬が暮らしています。

ガス室の冷たい床の上ではなく、
最期までその子らしく笑顔で
命を全うする場所でもあるように思います。

一番は、新しい家族と出会って
沢山の愛情に包まれながら過ごしてほしいですが
もしそれが叶わなくても、残された時間を
出来るだけ楽しく穏やかに過ごしてほしい。

保護家には、元気はつらつ組のドッグランと
穏やか組と呼ばれるドッグランと2つあります。

来られた際は、のんびり過ごすワンコにも
ぜひ会いに来てくださいねスマイル

NEW FACEの「ヌーン」もいるよ音符




私は、月数回しかボランティアに行けないので
時間の許す限り、少しでも長く
犬猫を撫でていたいと毎回思います。

作業に追われる時は
作業の中に心を込めれるように・・・
それは、
目に映るスタッフの後ろ姿にも
自分と同じ気持ちを感じます。


夕方、ドッグランでの一日が終わり
毛布のある各犬小屋へ喜んで戻っていく犬たちの姿



皆様からの愛のご寄付で
美味しいごはんをおなか一杯食べ
温かい毛布で眠る姿




幸せそうに眠る姿を見ると
生きててくれてよかったな~とただただ思います。




★~~~~~~12月の施設開放日~~~~~~★

※今週18日は譲渡会はお休みです
ピカピカ12月25日 日曜日ピカピカ
 星Xmas星
「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時


お越しになられる際は
準備して頂く物や注意事項がございます。
下記、「施設見学について」をお読みくださいませ♪

施設見学について





サクラやんちゃ仔猫も待ってるにゃんサクラ




★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

飼い主募集中の犬たち
⇒U^ェ^U♪
 

飼い主募集中の猫たち
⇒≡・ェ・≡♡


ʕ·ᴥ·ʔ★ホームページ★ʕ·ᴥ·ʔ

≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)



***************************
老犬や病気の犬たちが穏やかに、
最期の時間を過ごせる空間を維持していくために
どうぞ、皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

「ホスピス支援金」

※詳細記事はこちら⇒「尊厳死」
***************************
フリーペーパー『もふもふ』

毎月発刊にご協力くださるサポーターさん、
置いて下さる会社・店舗様、
配布ボランティアさんを大募集中です!
※詳細記事はこちら⇒
***************************
  

Posted by ボランティアスタッフ at 00:09日々の思い動物愛護お知らせ

2016年11月18日

七年前の忘れぬ想い

スタッフのトリゴエです。

今日は、Iさんが保護家に訪問してくださいました。1週間前に亡くなった「太郎」という7年前にゆみさんが譲渡した犬の飼い主さんです。

まだ由美さんがひまわりの家にいたときの話です。Iさんは当時中学生だった息子さんを連れてひまわりの家を訪れたそうです。その時、雨が降っている中で由美さんだけが外でガリガリになった太郎を優しく撫でていたそうです。

本当はIさんは引き取る気はなかったそうです‥が、その由美さんの姿に感じるものがあり「太郎」を迎え入れたいと思ったそうです。その姿が今でも忘れられず、その時の由美さんの行動のお陰で太郎を迎えられましたとただただ感謝の言葉を伝えたくて足を運んでくださいました‼︎

「太郎は、私たち家族を変えてくれました。思春期だった息子とも太郎のおかげでうまくコミュニケーションがとれるようになり、今はもう立派な社会人です。太郎との散歩で地域の方との会話も増えました。太郎は私たち家族に色んなことを教えてくれました。これもきっかけは全て由美さんのおかげです。」と、涙ながらに話してくださいました。
Iさんの息子さんは、人の命を守る立派な職業に就かれたそうです。
息子さんも、太郎から、そして由美さんをきっかけにたくさんのことを学んだのだと思います。

その方をお見送りした後、由美さんは我慢していた涙をぽろぽろと流し出しました。
「愛護への違和感を抱え始めた時期、そんなところを見てくれてた人がいたんだ。覚えてくれてたんだ。」

その由美さんの涙を見て私は、色んな感情がこみあげてきて流した涙なんだろうなと感じました。
嬉し涙はもちろん、今まで葛藤していた色んな感情の涙。
これまで10年活動を続けてきて、感謝される反面、批判されることも沢山あったと以前に話してくれたことがあります。
ここまでくるのにたくさんの大事なものを犠牲にしてきたんだろうなと思います。

(7年前の由美さんです。)


由美さんは普通の人間です。超人でも、天才でもありません。ただ多くのものを犠牲にして犬猫達をレスキューしているんだと、私は身近にいて感じています。

無知な私は由美さんに色々と質問をしてしまいます。
今日は、愛護と福祉は違うんだよと由美さんに教わりました。愛護は「自己愛」で、福祉は「尊厳と尊重」だと。

「あ、由美さんは犬猫だけの為ではなく人の為にもこの活動を続けてるんだ」と学ぶことができました。

そしてIさん‥見てくださっているか分かりませんが、保護家に足を運んで頂き本当にありがとうございました。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 23:14動物愛護

2016年11月08日

イベントのご報告・今週末の譲渡会

皆様こんばんは
ボランティアスタッフのかどがわです^^


今回は、先週木曜文化の日に開催された
「みやざき健康ふくしまつり2016」
のご報告をさせて頂きたいと思います。



お陰様で気持ちの良い秋晴れとなり
雲一つない晴天の下
草花もご来場くださった方々の笑顔も
最高に輝いておりましたスマイル





犬猫ふれあい譲渡会で参加しました
私達「いのちのはうす保護家」

こちらも多くの方にお越しいただき
有意義な一日にすることが出来ました。





レスキュー前の事故により
前足の片方が短い「大志」

この女の子は
とても優しい笑顔で撫でてくれましたハート

嬉しそうに撫でてくれる人達の顔を見て
「大志」も一日幸せを感じているようでした。

ハンディは不便だけど不幸じゃない
ヘレンケラーの言葉を思い出しました。




こちらは初めてイベントに参加した「トト」
緊張しながらも、1日頑張りましたスマイル




キラキラ「イブ」の笑顔キラキラ
気持ちいい!楽しーい!と伝わってきます^^




ペットショップるんるんさんの看板犬となった
「よっちゃん」
以前よりなんだか優しい表情になった?
毎日たくさんの愛情を貰っているのかな音符



保護家でルームメイトだった2匹
久しぶりに一緒にお散歩しました晴れ


大好きなよっちゃんに逢えてよかったね
「マール」にもきっと素敵なご縁があるからね

ペットシッター「ミケの一日。」 オーナー
星大好きな佐藤さんと一緒に素敵な一枚星












この機会を用意してくださった皆様に
フリーマーケットでお買い物して頂いた皆様に
ご寄付を頂いた皆様に
犬猫たちと触れ合ってくださった皆様に
興味を持ってお立ち寄り頂いた皆様に
犬猫のトライアルをお申し出くださった皆様に
ご協力頂きました多くの関係者様に
・・・・・
全ての皆様に、心よりお礼申し上げます。


素晴らしい一日を、ありがとうございました。




★~~~~~~今週の施設開放日~~~~~~★


ピカピカ11月13日 日曜日ピカピカ
「いのちのはうす保護家」
ピカピカ施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会を開催しますピカピカ
時間:14時~16時





チャリティーショップ「HOGOYA」
同時オープン
食器やシャンプー等など・・・☆
ぜひ覗いてみてください^^



※売り上げは全て、犬猫たちの医療費、施設の維持費用として
大切に使わせていただきます。




サクラ待ってるにゃんサクラ




★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

ピカピカ11月 施設内譲渡会ピカピカ
ピカピカふれあい見学会
ピカピカ



11月13日(日)
11月20日(日)
11月27日(日)

時間:14時~16時

今月は毎週日曜日開催しますスマイル




★~~~~~~~~~~~~~~~~~★

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)

飼い主募集中の犬たち
⇒U^ェ^U♪
 

飼い主募集中の猫たち
⇒≡・ェ・≡♡


ʕ·ᴥ·ʔ★ホームページ★ʕ·ᴥ·ʔ

≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県東諸県郡国富町八代北俣2581番地

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にてお子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、会のアドレスまでお問い合わせください。
メールは→メールコチラメール (担当:カワベ)



***************************
老犬や病気の犬たちが穏やかに、
最期の時間を過ごせる空間を維持していくために
どうぞ、皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

「ホスピス支援金」

※詳細記事はこちら⇒「尊厳死」
***************************
フリーペーパー『もふもふ』

毎月発刊にご協力くださるサポーターさん、
置いて下さる会社・店舗様、
配布ボランティアさんを大募集中です!
※詳細記事はこちら⇒
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Posted by ボランティアスタッフ at 21:53ご報告動物愛護

2016年07月08日

愛護センター地鎮祭

7/1愛護センター建設地にて、地鎮祭が行われました。


今から10年前、県にこう言われました。

「愛護センターは作るよ。10年以内に」

本当にぎりぎり10年でしたね…。

長かった・・・

ですが、宮崎市保健所の頑張りが無ければ、

更に時間がかかっていたと思います。


やっと10年・・・

管理所での活動は、ゼロからの・・・

いいえ、マイナスからのスタートでした。

収容されても、生存率10%の時代というのは、

手に触れた子のほとんどが殺処分との向き合いでした。

殺処分という現実に加え、

誹謗中傷、机上の空論の押しつけ、要らぬアドバイス・・・

当時の私は、ただただ、苦しみと悲しみしかない時代でした。

市議の鈴木一成さん、みやざき動物のいのちを守る会の小倉代表、

私がお世話になった動物愛護の大先輩です。

お二人に出会っていなければ、

私は活動を辞めて、苦しみから逃げる道を

選択していたのかもしれません。

この日、お互いに変わる事のない「信念」を

確認しあう事が出来て、嬉しく感じました。


愛護センターが出来て良かった・・・ではなく、

いのちのはうす保護家は、また次に進むだけです。



よくご質問受けるのは、

「愛護センターが出来たら、山下さんもセンター職員になるの?」

100%ありませんし、要望も出しておりません。

むしろ、それはお断りです!

「愛護センター」が「陽」だとすると、

必ずそこにも「陰」が存在します。

私は、「陰」の中でこれからも活動を続けていくつもりです。

本当の殺処分ゼロになるまで・・・。



このキャリーは、某所からレスキューした猫が入ってたものです。



三日間、一度もこのキャリーは開けられることはありませんでした。

お皿は持ち込みの人が入れてた物であり、

三日間、水もフードも口にしていませんでした。

四本足の皮膚は、尿と糞で荒れて剥げていました。

明らかに「動物愛護法違反」「虐待」です。

指導する立場である行政自らが「違反」「虐待」しているのです。

ただ、各所では頑張ってレスキューしている方々もいます。

ですが、「人」が足りないのです・・・。

棄てる人、無責任なえさやり、放し飼いにしている人の方が

手を差し伸べる方々よりもはるかに多いのです・・・。

口で行政を責めるのは簡単な事ですが、

それなら自分は何を協力できるのか・・・

その言葉が出ない今の私には、行政を責める資格すらありません。



宮崎県に愛護センターが出来ても、

このような保護の仕方をしている某所の犬猫は、

愛護センターには来ることが出来ません。

それならば、県内全域の収容される犬猫達が、

このような目に遭わないよう、建物を各地に建設するべきです。

辛いから「臭い物には蓋をするしかない」

現場の職員さん達の、この辛い現状から、

「やりがい」を感じれるような設備を、宮崎県に訴えていきます。

9年前の「ひまわり」の時のように、

全国の皆様の応援をお願いする事になるかもしれませんが、

その際にはどうか・・・ご協力をお願い致します。




~お知らせ~


7月31日(日)
納涼譲渡会を開催します
拍手
 
時間:18時~20時

場所:虹の家(ふじもと美誠堂アルテ本郷さん隣)
  
マップ

ヨーヨー釣りやクジなどもあります♪
〈主催〉:虹の家
〈協賛〉:ワントゥワンズ
〈サポーター〉:ポージュニアクラブ

-----*-----*-----*-----*



7月10日 日曜日
「いのちのはうす保護家」
施設内譲渡会開催
時間:14時~16時


チャリティーショップ「HOGOYA」
同時オープン
犬のお洋服やかわいいバッグまで♪
ぜひ覗いてみてください^^
※売り上げは全て、犬猫たちの医療費、施設の維持費用として
大切に使わせていただきます。


サクラたくさんの素敵な出逢いをお待ちしておりますサクラ

場所:いのちのはうす保護家
〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581
地図:(google map)
http://goo.gl/maps/jHmLp
TEL:090-4484-5165(担当・藤井)
※時間帯によっては電話に出られない場合があります。
mail:hogoya777@yahoo.co.jp(担当:カワベ)


飼い主募集中の犬たち⇒U^ェ^U♪
飼い主募集中の猫たち⇒≡・ェ・≡♡


≪いのちのはうす保護家≫
〒880-1222 宮崎県大字国富町八代北俣2581

宮崎市からお越しの場合、
26号線を国富町方面直進

ファッションランドタカヤマさん信号を右折。

木脇中学校前信号左折(355号線)

セブンイレブン三名店さん信号直進後、
止まれ標識を右折(355号線)

車で10分程直進し、右手ビニールハウス(当会の案内表示有)を右折

最初の十字路を右折

左手に当会の「旗」目印。オレンジ色の建物が見えます。



~ご訪問される方への注意事項~

いのちのはうす保護家では、事故防止のため
小学生までのお子様のドッグランへの入場をご遠慮いただいております。

施設内廊下からの見学は可能です。

譲渡希望の方は大人の方が犬たちに触れ合っていただき、
譲渡希望の犬がいる場合、ランの外にて
お子様と対面という形をとらせていただく事になっております。

ご理解のほど、
宜しくお願い致しますm(__)m



※施設訪問可能日以外の平日・休日は、
基本的に作業ボランティア以外の方のご訪問は、お断りさせていただいております。
また、施設開放日のご訪問は夕方の作業がありますので
16時には閉扉させて頂きます。
どうぞ、ご了承くださいませ。


訪問可能日以外での飼い主希望の方、ボランティア希望の方は、
会のアドレスまでお問い合わせください。
mail:hogoya777@yahoo.co.jp(担当:カワベ)



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老犬や病気の犬たちが穏やかに、
最期の時間を過ごせる空間を維持していくために
どうぞ、皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

「ホスピス支援金」

※詳細記事はこちら⇒「尊厳死」
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Posted by ボランティアスタッフ at 22:21動物愛護

2015年02月16日

慰霊祭

2/14、保護家にて慰霊祭を行いました。


手作りの小さな慰霊碑ですが、

保護家で亡くなった子達が眠っています。







収容されていた時点で、既に末期だった仔達、




老衰で弱っていた仔達、




病気と闘いながら亡くなった仔達、






私たちスタッフは、どんな看取り方をしても、

完全介護してきたとしても、

笑顔で見送れた時も、

「悔い」という思いは、必ず残ってしまいます。


もっとこうしてあげれたんじゃないか・・・?

なぜもっと早く家族をみつけられなかったのか・・・?


そして・・・

自分が殺したような、そんな思いが出る事もあります。


いのちを看取る度に、思う事があります。

必ず、その仔は何かを残してくれているという事・・・



それは、形あるものではなく、

生き様だったり、強さだったり、優しさだったり、

「いのち」を抱える、「いのち」と向き合う私達に、

「学び」を残してくれているように思う。

いつも、いつも・・・


でも、それはあの子達からの贈り物ではない。

ただ、あの子達は必死に生きようとしていた。

どんな状況にあっても、いのちが尽きる瞬間まで、

必死に戦ってた・・・


他人事でも、自分事でもない。

あの子達の生き様を、しっかりと受け止め、受け入れて行きたい…




そんな思いを抱えての、保護家慰霊祭でした。




明日、2/17は、「中央動物保護管理所」にて慰霊祭が行われます。

13時30分~14時です。

一般の方も参列できますので、1人でも多くの方に来て頂けたらと思います。

私達人間の身勝手さ、無関心さから、いのちを奪われた子達の慰霊祭です。








・・・この子達の慰霊祭です。

1人で行く勇気がない…不安…場所が分からない…という方は、

会のアドレスまでご連絡ください。


  

Posted by ボランティアスタッフ at 11:59動物愛護

2014年03月20日

日向動物保護管理所

先日、どうしてもどうしても行かなきゃいけないと、
思い立ったように行ってきました。

「日向動物保護管理所」

六年くらい前に訪問して以来です。



正直レベル的にはまだまだですが、
犬舎の環境は六年前よりも良くなっていました。


一角に「隔離室」もできていて、
現在、母子犬が居ます。
ガラス越しに覗くと、母犬はお乳をあげて一生懸命
子犬達を守っていました。



この子達はまた別の子犬達です。


生後三週間位です。


虫下しも飲ませて頂いてましたが、
便の状態は非常に悪かったので、
便検査して薬も処方した方が良いのでしょうが、
ここは「愛護センター」ではありません。
職員さん達にできる事は、限られてしまいます。
簡単な言えば…これが「愛護センター」と「管理所」の大きな違いです。



「日向動物保護管理所」詳細は、
個人ブログにて後程書き綴りたいと思います。



本日、宮崎市保健所より生後一週間位の子猫7匹レスキューしました。


スタッフが手分けして自宅に連れて帰ってくれましたが、
みなさん仕事を抱えながらなので
長期の預かり授乳ができません…


乳飲み子猫の預かりが可能だという方…
どうか、どうか、よろしくお願いします。


授乳の経験がなくても大丈夫です。
今夜連れて帰ってくれたスタッフ達も、
実は今回が初めての授乳でした。
授乳のコツや、お世話の流れはご説明しますので、
預かり可能の方は、ぜひご連絡ください。
子猫に必要な物は、一式ご用意します。
現在、3時間おきの授乳です。








  

Posted by ボランティアスタッフ at 01:11動物愛護

2014年02月19日

慰霊祭と殺処分データ

24日(月)、大瀬町の「宮崎県中央動物保護管理所」にて、
13時30分~慰霊祭が行われます。


平日で来られない方も多いですが、
来られない方も、その時間帯は、
どうか、管理所で殺処分された犬猫達を
想って頂ければ…と思います。

もし、行きたいけど一人では…と、不安のある方は、
保護家までご連絡ください。
ご一緒に参列されませんか?

平成24年度のデータです。
(25年度のデータは3/31以降です)
(平成24年度以前のデータは、HPよりご確認下さい)

※中央保健所※
引取り 29頭
捕獲 88頭
返還 13頭
譲渡 70頭
殺処分 35頭


※宮崎市保健所※
引取り 65頭
捕獲 273頭
返還 142頭
譲渡 110頭
殺処分 85頭


※日南保健所※
引取り 28頭
捕獲 89頭
返還 34頭
譲渡 24頭
殺処分 62頭


※都城保健所※
引取り 120頭
捕獲 268頭
返還 95頭
譲渡 86頭
殺処分 211頭


※小林保健所※
引取り 74頭
捕獲 161頭
返還 42頭
譲渡 64頭
殺処分 129頭


※高鍋保健所※
引取り 99頭
捕獲 176頭
返還 50頭
譲渡 92頭
殺処分 131頭


※日向保健所※
引取り 174頭
捕獲 175頭
返還 44頭
譲渡 71頭
殺処分 225頭


※延岡保健所※
引取り 62頭
捕獲 100頭
返還 41頭
譲渡 19頭
殺処分 103頭


※高千穂保健所※
引取り 41頭
捕獲 35頭
返還 11頭
譲渡 26頭
殺処分 47頭


※平成24年度宮崎県犬殺処分頭数※
1024頭




~●~●~猫~●~●~


※中央保健所※
引取り 40匹(内・子猫31匹)
放置 7匹
負傷 2匹
返還 0匹
譲渡 32匹(内・子猫22匹)
殺処分 17匹(内・子猫16匹)


※宮崎市保健所※
引取り 100匹(内・子猫64匹)
放置 209匹
負傷 104匹(内・子猫51匹)
返還 1匹
譲渡 249匹(内・子猫218匹)
殺処分 169匹(内・子猫113匹)


※日南保健所※
引取り 124匹(内・子猫88匹)
放置 80匹
負傷 12匹(内・子猫2匹)
返還 0匹
譲渡 4匹(内・子猫4匹)
殺処分 211匹(内・子猫166匹)


※都城保健所※
引取り 208匹(内・子猫156匹)
放置 55匹
負傷 80匹(内・子猫65匹)
返還 0匹
譲渡 17匹(内・子猫16匹)
殺処分 326匹(内・子猫260匹)


※小林保健所※
引取り 128匹(内・子猫156匹)
放置 29匹
負傷 10匹
返還 0匹
譲渡 0匹
殺処分 167匹(内・子猫106匹)


※高鍋保健所※
引取り 147匹(内・子猫108匹)
放置 71匹
負傷 8匹(内・子猫2匹)
返還 0匹
譲渡 10匹(内・子猫10匹)
殺処分 216匹(内・子猫171匹)


※日向保健所※
引取り 394匹(内・子猫298匹)
放置 39匹
負傷 11匹(内・子猫4匹)
返還 0匹
譲渡 7匹(内・子猫7匹)
殺処分 437匹(内・子猫334匹)


※延岡保健所※
引取り 259匹(内・子猫222匹)
放置 10匹
負傷 34匹(内・子猫2匹)
返還 0匹
譲渡 4匹(内・子猫19匹)
殺処分 357匹(内・子猫305匹)


※高千穂保健所※
引取り 114匹(内・子猫81匹)
放置 10匹
負傷 0匹
返還 0匹
譲渡 1匹(内・子猫1匹)
殺処分 123匹(内・子猫89匹)


※平成24年度宮崎県猫殺処分頭数※
2024匹



「殺処分ゼロ」「殺処分廃止」…


口で言うのは簡単な事です。

実現させるためには、行政批判したり、行政に任せっぱなしだったり、
ただ不満を口に出しているだけでは「殺処分ゼロ」は絶対に実現しません。


国や県に、要望を伝える前に、
何らかの署名活動をする前に、
「何故そうなのか」「何故行政はできないのか」…
根本的な事を調べて、突き詰めて、
行政と手を取り合う事も、時に戦う事も、
両方必要だと私は思います。


データを分析するだけではなく、
今、現場に居る犬猫に会って欲しい…と、切に願います。


「処分頭数」の数字ではなく、
その数字の中にあるひとつひとつの命を…どうか知って下さい。





  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:11動物愛護

2014年01月09日

保護家ボラバイト緊募

いのちのはうす保護家は、

現場(施設)スタッフが、約10名おります。

数ヶ月に1回、保護家に入れるスタッフ、

週1~2回、保護家に入れるスタッフ、

月1回、保護家に入れるスタッフ等々、

皆さん、お仕事をされているので、

お休みの日に保護家に入って下さり、

私も保護家の犬猫も、本当に助かっています。



その他にも、電話対応スタッフや、

mail担当スタッフや、

相談役のスタッフもおります。

HPとブログは、私が担当しております。

このブログは、私がどうしても時間が取れないとき、

更新してくれるサポートスタッフも二名居ます。



ですが…

平日の保護家は、私一人の事も多く、

平日、管理所や保健所や病院に行く時間等、

殆ど取れてないというのが現状なんです。



平日10時~18時、週2日~4日、

保護家でバイトできる方を緊急募集します。


※犬猫両方お世話のできる方
※20才~60才(性別不問)
※要普通免許


詳細はmailにてお問い合わせください。





  

Posted by ボランティアスタッフ at 03:20動物愛護

2014年01月08日

この犬、ご存じないですか?

1/7 国富町木脇 柴系 ♀ 赤首輪 


交通事故です。

外傷はありませんが、内出血が激しいとの事。

内臓はグチャグチャで、手が付けられない状態との事。

管理所の職員さんは、

「自分にできる事はこれが精一杯です」と、

この何もない管理所環境の中、

サークルに毛布を敷いて下さり、

ヒーターを付けて、毛布で囲って下さっていました。


それでもなんとか生きる事が出来ないか、

生きれないとしても、家の中で最期を看取れないか、

今すぐ連れて帰る事が出来ないか、

職員さんにお願いしたところ、

直ぐに管轄の保健所に連絡を入れて下さいました。



ですが…

飼い主に所有権があり、

勝手に動く事は出来ない…

第三者が勝手に連れて帰る事は出来ない…

土台が何もできてない、何も変わらない今の現状の中、

そう判断を出した管轄保健所に、間違いはありません。



獣医師さんは、今夜が山だろうと…

「もし、10日朝まで生き延びる事が出来たら、

必ずお迎えに来ますので、連絡ください」

職員さんにお願いしてきましたが、

今の状態でも、生きているのが不思議なくらいでした…



この仔の事を、飼い主さんに知らせたい。

この仔の事を、お迎えに来てほしい。

今直ぐにでもこの仔に手を差し伸べられるのは、

飼主さんしかいないから。

迷子になって帰ってこない…等、

お心当たりのお家があれば、

どうか飼主さんに一声かけて下さいますよう

お願い致します…。




--------------------------------
たった今、
この仔は息を引き取りました。



この仔の飼い主を捜すために
ご協力いただいた皆さま、

この仔のために
出来る限りの愛情をかけてくださった
管理所の職員様、

本当にありがとうございました。




  

Posted by ボランティアスタッフ at 01:41動物愛護

2014年01月02日

いのちのリレー

先日の記事、高千穂峡の子猫さんは…
正直、ダメもとでブログで呼びかけました。

高千穂峡まで行って下さる方がいるのだろうか。
いたとしても、みつける事ができるだろうか。

そして…最後に目撃された日から半月程経過していたため、
もう生きていないんじゃないか…


そんな不安は、次々に消えていきました。

ブログを見て下さった延岡のSさんが、
高千穂峡に向かって下さり、
無事、Sさんの腕に抱く事が出来ました!

「今から国富の施設まで連れて行きます」と、
申し出て下さり、延岡→高千穂→国富、丸一日潰し、
子猫のために必死に動いて下さったSさんに、
深く強く、感謝しました。

Sさんの娘さんは、猫が苦手だったそうですが、
高千穂~国富までの道中、膝の上で甘える子猫に
すっかり心が入り、別れを惜しみ泣いていました…


この活動をはじめて気付いたことがあります。
「絆」「信頼」は、一緒に過ごした時間の長さではない。
「心」がどこまで深く繋がったかで、うまれるものだと思うんです。
わずか数時間で、娘さんと子猫には、大きな絆と信頼がうまれました。
娘さんの顔を覗きこんでいる子猫から、そう教えてもらいました。

そして…
totteさんが、書いたブログ最後の文章にこうあります。

「顔を思い出すと 辛くなるのだけど こうやって生きていたのだ。。。という
 記録を残してあげようと思って ブログに載せることにした」


どんな気持ちで、当時ブログを書かれたのかと思うと、
胸が苦しくなります。
ですが、記録として残して下さったおかげで、
あの子猫は今、こうして生きています。
そして、依頼者のSさんの懸命に助けたいというお心が、
あの子猫のいのちを守る事が出来ました。


高千穂峡にレスキューに向かったSさん、
実はその日は、高千穂峡は雪が降っていたそうです。
あの日じゃなかったら…一日遅かったら…


直ぐに動いて下さったSさんには、本当に感謝しています。

仔猫は関東の愛護団体さんが保護しながら飼い主探しを…
という所まで、Sさんと愛護団体さんが動いて下さいましたが、
空輸や環境の変化への負担等を考えて、
保護家でそのまま保護する事となりました。
Sさんからは、医療費にと支援金も頂きました。
たくさんの「いのち」から守られた「いのち」…
必ず心優しい方との赤い糸をたぐっていきたいと思います。


仮名・ちほ 生後5ヶ月位

最後に…
ちほだけではありません。
高千穂峡には、まだ猫は居るんです。
いいえ、高千穂峡だけではありません。
ちほは、「子猫」「人間を信じていた」「人間に訴える事」が出来たから、
あの寒い場所、空腹の場所から、脱出する事が出来た…
ただ、それだけなんです…それが、現実なんです。




※保護する前のお写真は、totteさんブログにてお借りしました。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:34動物愛護

2013年12月27日

緊急・高千穂峡まで行ける方!

高千穂峡に、明らかに人間の手で遺棄された子猫が
寒さと飢えに耐えながら、生き延びています。



以下が、仔猫の事を伝えて下さったtotte様のブログです。

こころは 青空
http://blog.livedoor.jp/perret/archives/52076934.html#more

会に依頼をした方は、また別の方です。
神奈川県より、観光に訪れた方が、
帰宅後どうしてもこの仔の安否が心配で、
検索して、totte様のブログに辿り着き、
保護依頼のご連絡を頂きました。

決して、丸投げの無責任な依頼ではありません。
この仔を保護した後、空輸代等全て負担するので、
どうか保護をして欲しい…とのご相談でした。

私は、施設の犬猫のお世話が終わっても夕方。
高千穂峡まで片道四時間…
夜、探せる場所ではありません。

どなたか、高千穂峡まで、このこの仔の保護に向かえる方は、
いらっしゃらないでしょうか…
保護できましたら、夜になりますが、必ず私がお迎えに行きます。


どうか、この仔のいのちを繋いでください…
いのちのリレーのご協力、どうかよろしくお願いします。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:25動物愛護

2013年06月28日

チンチラさんの事

皆様、沢山のシェアをありがとうございます。
お電話やメールでも、預かりできますと
とてもありがたい言葉をかけて頂きましたが、
私からは「お願いします」という言葉が
どうしても出すことができませんでした…
一週間?一ヶ月?半年?…三年?寿命尽きるまで?
いつまで「預かり」なのか、その期間をハッキリ言えないからです。

レスキューする事がすべて正しいのかと
自分を問いただした時に、
この仔は、私が保護してはいけない…と感じたんです。
レスキューするのは簡単ですが、
チンチラさんを、保護家の群れの中に入れる事は、
とてもできません。

犬も同じです。
高齢のカイじっちゃん




大型犬11才のタマオ



彼らの意思を尊重して、群れから離しました。
カイもタマオも一頭飼育ですが、
カイは夜鳴きや遠吠えがピタッと収まりました。
タマオも、毛ヅヤが良くなり栄養吸収する力もつきました。
人間と同じで、年をとっても気持ちは若いままです。
若いままだから、気負いすぎてストレスを抱えてしまいます。

犬は繋留場所を替えれば良い。
時間交替で、一頭でドッグランで老犬にあった
運動が出来ればよい。

でも、猫はそういきません…
保護家には、チンチラさんのお部屋がどこにもないんです。
ケージ飼育なら可能です。
ですが、チンチラさんはその生き方を望んでいません。
ただ生かせばよい…という事が、私にはできないんです。

非情かもしれませんが…
これが私の線引きなんです。

今の私には、呼びかける事しかできません。
30日(日)、チンチラさんの居る宮崎市保健所で、
「みやざき動物のいのちを守る会」さん、
「アニマルボンド」さん、
「いのちのはうす保護家」、
三団体の猫の譲渡会を開催します。
チンチラさんに触れて、感じて、家族として迎え入れるか
ご検討下さると助かります。
  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:40動物愛護

2013年06月27日

高齢の持込みチンチラ猫

チンチラの成猫。
ピンクのトイレの中にスッポリと入り、
クリクリした瞳と白い長毛と、
ピンク色があまりに似合いすぎて、
キレイすぎて、見惚れるくらいでした。



このチンチラさんと出会った場所は
宮崎市保健所…
この仔は「持込み」だったので、
命のカウントダウンはすでにありません。



飼主さんが施設に入る事になり、
チンチラさんを飼い続ける事が出来ず、
連れてきた場所が保健所でした。

チンチラさんは16才のおばぁちゃん猫ですが、
とても可愛がっていたのでしょう…
瞳も毛ヅヤもとてもキレイで、高齢にはとてもみえませんでした。

飼主さんと共に、年を重ねてきたのでしょう…
チンチラさんを看取って、
飼主さんもチンチラさんの後を追う気持ちだったのでしょう。
こんな結末が来るなんて…
きっと予想もしてなかった事でしょう…

今でも忘れられない「持込み犬」がいます。
飼主さんが痴呆になり、
「なんね、こん犬は!棄てて来て!」
とても可愛がってた愛犬を忘れてしまい、
おばあさんの親戚の方が、管理所に連れてきた犬が居ました。
私は、まだ力がなかった…その仔をレスキューできる事が出来なかった。
あの時・・・
あの仔を見捨てた自分を思い出すことがあり、
今でも自分自身に腹が立ちます。





今回もまた同じ気持ちです。





16才のチンチラのおばあちゃん猫を・・・
のんびりゆったりと生きてきたチンチラさんを、
猫の大所帯の中ににポンと入れる事が出来ません。
チンチラさんの寿命が尽きるまでケージ飼育は可能です。
ですが、そうしてまでも生きる意味が、
チンチラさんにはあるのでしょうか…
ただ生かせるだけなら簡単ですが、それは私にはできません。

威嚇の激しい猫、病気ケガのある猫を、
最長半年ケージ飼育する事は多々ありますが、
それでもその仔達には「未来」があります。
必ずケージから出れる生活が待っています。
自由を奪い取る事、それはその仔には辛い生活。
ですが、「必ずケージから出ようね。一緒に頑張ろうね」
私たちスタッフと猫達との約束事です。
未来があるからできる事…

私がチンチラさんを保護する事は可能です。
ですが、チンチラさんはそれを決して望んでいません。
残り少ない余生を、自由に穏やかな気持ちで過ごすことが、
チンチラさんの生きる意味なんです。

チンチラさんと保健所で会って二日経過しました。
私が保護できないから誰かお願いします・・・
という方法は間違いだと分かっています。

ですが…
私にはこのやり方しかできません。

シェア、拡散・・・どうかよろしくお願い致します。
ですが、「殺処分しないで」「どうなりましたか?」というようなお電話は、
どうかお控え下さい・・・
チンチラさんを家族として考えて下さる方、
面談して考えてみたいという方、
どうか、よろしくお願いします。
持込みなので保護期限はありませんので、
7/1で、この記事も削除予定です。

申し訳ございません・・・
  

Posted by ボランティアスタッフ at 02:39動物愛護